惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

「太陽に歌って」

2019-10-31 21:16:17 | 

 不意に蘇る、というか、わけもわからず思い出してしまう歌があります。けっこう多いのですが、今日はゲイル・ガーネットが自作して歌った「太陽に歌って」を思い出しました。

 1964年のヒット曲。翌年のグラミー賞、ベスト・フォーク・レコーディング部門を受賞しています。

 軽快で明るいメロディーなのですが、びっくりするのは歌詞。

  私たちは太陽の光の下で歌うでしょう
  毎日、笑うでしょう
  でも、私は自分の道をゆくの
  1年はあなたと一緒にいるわ
  でも、それでいなくなる
  私は自分の道をゆくから

 単純な愛の歌じゃないんですよね。女性が自立していることを、彼氏に告げている。あっけらかんと、こんなふうに言われたら彼氏はどう思うんでしょう。

 シンガーソングライターであり、女優でもあったゲイル・ガーネットでしたが、言動はわりと自由奔放で、ヒッピーのはしりのようなところがあったとも聞きました。
 ヒット曲はこれだけ。そんなことは気にせず、自分の生き方を貫いたんじゃないかな。
 歌も、歌った人も、気に入っています。