いくつもの思い出の中には、花にまつわるものも。
この季節だとシャクナゲもそのひとつ。ひっそり咲くことも多いのですが、その割には大柄で、目立つ花なので、印象が強いのだと思います。
山登りをしていて、何度も出会ったはず。でも、私にとっては我が家の玄関脇に植わっていたシャクナゲがいちばん思い出深い。
今、住んでいる家は建売住宅だったのですが、庭木が充実していて、最初からいろいろな木が植わっていました。中でも、入口脇にあったシャクナゲは、春に赤い花をつけて目を愉しませてくれました。
残念なことに枯れてしまって今ではなくなり(代わりに山椒が生えてます)、そのためシャクナゲの思い出は少し切ないものになってしまいました。
写真は近所の植木畑に生えているシャクナゲ。
こんなに大きくなるんですねえ。日当たりの良い、開けた場所のせいでしよう。多くは半日陰の場所に生えていて、もっと控え目な存在なのですが。
こんなに開けっ広げで華やかな感じのシャクナゲは、そうそう見られないのではないでしょうか。