高山羽根子さんがとうとう芥川賞に輝きましたね(3回目の候補作で第163回芥川賞を遠野遥さんと同時受賞)。SF出としては円城塔さん以来でしょうか。
「うどん キツネつきの」で創元SF短編賞を受賞、デビューして以来、その才能に惚れこんでいる身としてもうれしい限り。高山さん、おめでとうございます。
芥川賞というものを最初に意識したのは、たぶん1967年ぐらい。中学3年の頃かな。
1966年下半期の同賞を丸山健二さんが「夏の流れ」で受賞し、史上最年少と騒がれたので読んでみた記憶があります。それまでは石原慎太郎さんが最年少記録をもっていました。
たぶん、面白いと思ったのでしょう。以後、それ以前の受賞者の小説を読むようになり、北杜夫、開高健、大江健三郎、安岡章太郎といったふうにさかのぼってゆきました。そういう意味では、現代日本文学に触れるきっかけになった賞。
最近は不勉強で、受賞作を追うようなことはしてませんなぁ。高山さんも、ようやくその良さがわかってもらえたのかなという感じで、むしろ賞を選定する側の力量を判定してみたり。
でも、これをきっかけに読者が増えてくれればいいなと思います。
2階ベランダの緑のカーテンです。
これでほぼ完成かな。
ゴーヤ主体で端っこにメロンもありますが、あまり伸びていません。
ゴーヤはよく実をつけていて、最初のを収穫。あと10個ぐらい大きくなろうとしています。