昨夜は代官山の蔦屋書店に出かけ、SFフェスティバル会場で「第44回日本SF大賞」贈賞式を見学しました。
大賞は長谷敏司さんの『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』(早川書房)。
長谷さんは受賞の言葉で、「かつて母親が亡くなる際、医師から、何か言葉をかけるように言われ、何も発することができなかった。その時の体験のような、言葉にできないものを探しながら、これからも、強い言葉、見たこと、聞いたことのないような言葉を求めて書いてゆく」と今後の抱負を述べておられました。
生前の功績に対して贈られる功績賞は、石川喬司さん・豊田有恒さん・聖悠紀さん・松本零士さんの4人。
私は特にお世話になった石川さんのご子息と豊田さんの奥さまにご挨拶しましたが、石川さんのご長男が、会場にいた井上雅彦さんの高校の2年先輩であり、また今回から新装された記念トロフィーのデザインをされたRay.Horiさんと古いお知り合いであることに驚きました。
人の縁とは意外なものであったりします。
失態は、伊野隆之さんからご挨拶をいただいたのに、伊野さんが『ザイオン・ジ・オクトモーフ イシュタルの虜囚、ネルガルの罠』(アトリエサード)の著者であることを思い出せなかったこと。
書評で取り上げたことのお礼を言ってくださったのに、失礼をしでかしてしまった。伊野さん、ごめんなさい。
歳のせいにしてはいけませんが、情けない限り。
庭のカナメモチに架けた巣箱で、シジュウカラが卵を抱いています。
数日前から、時おり出入り口から母親が顔をのぞかせるようになり、今日は特に回数が多かった。
最高気温 28.5℃と暑かったせいもあるのでしょうか。
いずれにせよ、雛が孵るのも間もないことと思われます。
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