昨夜から雨。未明から朝にかけてけっこう強く降りました。
お昼前にはあがったものの、その後もどんよりした梅雨空。
夕方の散歩の際、この時期によく似合う花の前で足を止めました。
花を見つける前に、香りで存在を知らされます。クチナシはキンモクセイ、ジンチョウゲと並ぶ三大香木のひとつだとか。
小さい頃から親しんできた花です。
よく覚えているのは、親戚の家の近くにあったクチナシ。
谷川が流れていて、その谷には水車小屋がありました。そこにクチナシが生えていたのです。
水車は現役で、くるくる回って小屋の中の石臼がこっとんこっとんと粉を搗いていました。
で、子どもの遊びとして、クチナシの花で水車をつくったりしたのです。
たしか、花の芯に細い棒を通し、花びらの先端を流れに浸すと、花全体がくるくる回ったんじゃなかったかな。
水車小屋のそぱの谷でこの水車遊びをしたように思います。
できすぎてるみたいだけど、本当のこと。いい思い出だなあ。
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