タマネギを収穫したあとの畝を耕しました。次にラッカセイを植えるための準備。
牛糞堆肥をばら撒き、鍬で打ったのですが、やっていると土の中に潜んでいる虫たちがわらわらと走り出てきます。
その中に、大きな卵のうを抱えたクモがいました。
調べてみるとハリゲコモリグモの雌のようです。
コモリグモは卵のうを体につけて持ち歩き、孵化した仔グモが独り立ちするまで保護するのだそうです。産みっぱなしがほとんどの虫の中では珍しい。ザリガニに似ているかも。
で、このハリゲコモリグモ。どこへ逃げればいいのか戸惑っているようなので、指で持ち上げ、適当な場所に移そうとしたのですが、その際、卵のうがポロリと落ちてしまいました。
「マズイ! どうしよう?」
そのまま離してしまうわけにはゆきません。慌てて卵のうを拾い、親のそばに置いてみました。
すると親は卵のうに歩み寄り、体の下に抱え込みました。そして、お尻をくっつけて何やらしています。
しばらくすると、無事、卵のうを抱いて歩いてゆきました。
お尻の先から糸を出し、卵のうをくっつけていたんですね。
親子を引き離すことにならなくて、良かった。ほっとしました。
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