惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

藪枯らし

2011-07-26 21:08:56 | 草花
Yabukarashi1107 今日のステレオグラムはヤブガラシ。ブドウ科の蔓性多年草。
 花が見られたので、うれしくて撮ってみました。

 オレンジ色の花盤(花床の膨らんだもの)のまわりに緑色の花弁が4枚。花盤の中央にはメシベが1本、まわりにオシベが4本、柱のように立っています。

 ヤブガラシの花は午前中にしか見られません。いつもは、この植物は夕方の散歩の際に見かけるのですが、その時にはもう花びらもオシベも落ちていて、オレンジ色の花盤と中央のメシベが残っているだけ。
 今日は、朝、歯医者の定期検診に行ったので、その帰りに児童公園で見ることができました。この写真でも奥の花は、花びらもオシベも落ちかけています。

 ヤブガラシの名は藪をも枯らしてしまうほど繁殖力が強いことから。
 別名:ビンボウカズラ。手入れの行き届かない、貧乏臭い繁みに生えるからだといいますが、ひどい命名ではあります。


平年並み

2011-07-25 20:47:56 | 日記・エッセイ・コラム
 今日の最高気温は31度くらい。これで平年並みらしい。
 これぐらいなら大丈夫。そんなにつらいと思わずに夏を過ごすことができます。

 普通の夏がもどったということで、夕方は市民プールへ。

 プールは空いていました。特に子どもたちの姿が少ない。
 夏休みなので、色々と忙しいのでしょうか。

 今日は700メートル泳ぎました。
 台風などで10日間やすんだとはいっても、一からやり直しということにはならないようです。まずまずの泳ぎ。
 明日はどうなるかな。


寝床

2011-07-24 20:20:25 | 動物
 予報ほどには気温が上がらず、最高気温29度ぐらいでおさまってくれたようです。締切が近い身にはありがたい。

 夕方、野川を散歩していたら、川の浅瀬でカルガモ一家(母子家庭)が今夜の寝支度をしていました。
Karugamo1107 中州ともいえないような、流れの中の小さな宿ですね。犬や猫の脅威を考えるとこういう場所が良いのでしょう。

 このあたりでヒナを育てているカルガモは2羽。このお母さんは8羽を元気に育てています。
 もう1方は、最初、見た時は4羽のヒナを連れていましたが、最近は3羽になっています。災難に遭ったのでしょうが、ほぼ育ったのでこれからは大丈夫ではないかな。

 宵闇せまる流れの中で、一家が固まって夜を迎えます。そっと……おやすみ。


閻魔蟋蟀?

2011-07-23 21:07:36 | 動物
 午後から少し蒸し暑くなってきました。3日間つづいた「自宅で避暑」の日々もこれておしまいでしょうか。
 でも、暑さなんかにゃ、負けないぞォ――と、いちおう言っておこう。

Cricket1107 日当たりの良い草地でメヒシバの葉の陰に隠れようとしているのは、エンマコオロギの幼生でしょうか。まだ背中の羽が伸びていません。
 お尻の突起は未熟な産卵管なのか、それともオスの短い突起なのでしょうか。よくわかりません。

 オスだったらコロコロと鳴くようになるんですね。
 羽をこすって鳴くのですが、いずれにせよ、この羽ではまだ無理。


負蝗

2011-07-22 21:00:09 | 動物
 今日も北からの高気圧におおわれて涼しい。寒暖計はだいたい24度を指したままでした。
 ずっとこのままだと助かるのですが、そういうわけにはいかないんでしょうねえ。でも、猛暑復活が1日でも先に延びますように。

Ombubatta1107 馬面でこちらを睨んでいるのは、たぶんオンブバッタのメス。
 まだ時期が早いのでオスは背中に乗っかっていません。

 それにしても複眼と口とのあいだがこんなに開いていていいのでしょうか。餌の葉っぱが見づらいと思うのですが。
 そのかわり、食べている間も敵の襲来を見張るのには便利だということかもしれません。

 とまっているススキの葉の手前部分が大きく欠けています。きっとこのバッタが齧ったのでしょうね。丈夫な顎をしています。
 もっと柔らかい葉を食べれば良かろうにと思いますが、イネ科の草はたくさん生えるのでこれを好物にすれば困らずにすむということなのでしょう。

 あちこちでバッタやコオロギを見かけるようになりました。少しずつ秋が近づいています(とはいうものの、まだ遠い)。