惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

不便益

2019-06-25 21:20:21 | 暮らし

 今日の毎日新聞朝刊に「不便益」なる概念を提唱する、京都大学の川上浩司先生が紹介されていました。

 不便益とは、不便であるがゆえに得をするという、効率第一主義に水を差す考え方。対義語は「便利害」だそうです。
 いいですねえ。手間ヒマかけることに生活の面白味があると感じてきた私には大いにうなずける考え方です。

 不便益の例として挙げられているのは、まず、「バリアアリー」。デイサービスセンターで、わざと階段や長い廊下を設置しているところがあるんだそうです。
 バリアフリーに逆行するやり方ですが、こうすることで認知機能や筋力の低下を防ぐのだとか。
 そういえば我が家でも、家族2人、できるだけトイレは2階のを使うようにしています。階段の上り下りの回数が増えて、少しは運動になるかと考えて。

 川上先生は、回を重ねるごとに地図がかすれるカーナビとか、毎回、加熱時間を細かく指定しなければならない電子レンジとか、実用化されないものをいくつも考案しているそうですが、そんな中で製品化されて好評なのは「素数ものさし」だとか。目盛りの数字が素数しか記されてないので、目的の長さを測る時には頭の中で計算しながら使うことが多くなるそうです。面倒だけど、楽しいそう。

 こんな生き方、大好き。


雨に咲く花

2019-06-24 20:59:23 | 市民農園

 夜中に降りだした雨が午後遅くまで残りました。夕方には陽も射して。

 スイカの雌花が咲く時期なので、もし咲いていたら受粉させようと、昼前、ほぼ降りやんだ時間帯を見はからって市民農園へ出かけました。スイカには雨除けを施してあるので、花は濡れてないはず。

 行ってみると、思ったとおり、雌花が咲いていました。近くの雄花をとって、人工授粉。

 隣の畝では、落花生が花を咲かせ始めています。
 こちらは露地のままなので、びっしょりと雨に濡れています。

 こちらの受粉はどうなるのか?
 こんなに濡れてて大丈夫なのか?

 心配は無用です。落花生は自家受粉するので、花の外側の事情はおかまいなし。内側でオシベとメシベが接触し、1週間もすると、花の付け根近くの子房柄(しぼうへい)が伸び始めて先端が土の中に潜ってゆきます。「落花」の始まりですね。
 で、やがて土の中で子房の先が膨らんで、殻付きの実ができる。11月まで、長い実(種?)作りの始まりです。


散歩

2019-06-23 21:09:40 | まち歩き

 夕方、今にも降りそうな空の下、駅の南口から品川道あたりを散歩。
 市民農園の作業が多くなってから、こちらへ出かけたのは久しぶり。

 駅前のロータリー。バス停に設置していた屋根が一部、出来上がっていました。わりとスマート。全体が完成するのが楽しみです。

 南口の東急ストアが改装されてから中を覗くのも初めて。1階のカルディファームが撤退し、サンドラッグが開店。まぁ、カルディファームはすぐそばのパルコ地階にもう1軒あって、あまりにも接近していたからこれでスッキリしたかも。

 さらに南下して品川道へ。
 東へどんどん歩いて、国領まで行ってしまいました。7500歩あまり。

 今日は最高気温22.9℃(隣町アメダス)と涼しかったので、たくさん歩くのには好都合でした。


夏至

2019-06-22 21:06:27 | 季節

 夏至。
 東京の日の出は午前4時26分、日の入りは午後7時1分。

 曇り空から時おり雨が降ったり、ほんの少し陽が射してみたり。荒れ模様の一日でした。

 これからもう日が短くなってゆくかと思うと、ボー然。時間が過ぎるのが早過ぎて追いつけません。

 不思議に思うのは、時間の流れに追いつけないこの身であれば、歳をとるのがゆっくりであるはず。それなのに、老化は年月を追いこすスピードで進んでいるように感じます。
 矛盾していませんか?


夏の畑

2019-06-21 21:24:25 | 市民農園

 市民農園。今朝、キャベツの苗を植えました。
 これで夏の作付けは予定終了。

 写真、左側の畝の手前がキャベツです。
 その奥にヒマワリを挟んでトマト。

 中央の畝は、手前から、落花生、トウモロコシ、シシトウ、パプリカ、ナス。
 右側の畝は、スイカ、キュウリ、ブロッコリー、ネギが植わっています。

 あと、隙間や隅っこにアオジゾ、エダマメなど。
 おもなものでも11種類あります。欲張り過ぎかも。

 なにはともあれ、天候が順調で、それぞれうまく育ちますように。