惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

縁側酒

2022-10-14 20:41:27 | 思い出

 子どもの頃の思い出です。

 夕暮れ時、野良仕事を終えた祖父が家にもどる頃、友人が手ぶらでふらりと我が家にやって来ることがありました。
 こんな時、高知ではお茶を出しません。お酒です。
 祖父は一升瓶と小皿、それに二人分の湯飲みを持って縁側に出ます。訪れた客は靴を脱がず、縁側に半分腰をのせ、祖父と酒を酌み交わしながら話をするのです。

 これが一般的な男の付き合い。

 二人の間に置いた小皿には酒の肴がのるのですが、たいがいはお雑魚でした。
 干した小魚ですね。出汁をとるため常備してあるのを、ちょっと拝借するわけです。

 こんなことを思い出したのは、今日の夕食のテープルの一隅に「食べる小魚」とかいう名のお雑魚が置かれていたから。軽く焙ってくれています。
 ポリポリ食べると美味しい。冷や酒が欲しくなります(実際にはいつもの赤ワインでしたが)。

 縁側で男二人で酌み交わす酒。
 いいもんですねえ。一日の仕事を終えて、ふと知り合いを訪ね、気兼ねなく付き合う。いかにも田舎らしい風景でした。


靴の処分

2022-10-13 21:04:39 | 暮らし

 昨夜はZOOM一の日会。老SFファン6人がオンラインで四方山話に興じました。

 話題は土讃線、出雲の神さま、日本での星の呼び名、『ツバメ号の伝書バト』、〈講談社少年少女世界文学全集〉、エスペラント語の変遷、陸上を走るタコ、TVのミステリドラマ、ウィスキー大匙2杯……などなど。

 今日は時おり小雨の降る寒い一日。最高気温 18.1℃(隣町アメダス)。
 夕方の散歩時、最初は降ってなかったのですが、途中でしとしとと降って来ました。

 靴をゴミに出す時の区分を調べてみると、今はだいたいどこの自治体でも「燃やせるゴミ」でいいんですね。
 以前は「燃えないゴミ」だったような記憶があるのですが、焼却炉の性能がよくなり、燃やせるようになったのかもしれません。

 我が家では靴紐を取った後(紐として重宝するのです)、細断してコンパクトにしてから捨てています。
 今日は2足、処理しました。作業していると魚を捌いているような気分になります。
 その際、金属部は取り除き、燃えないゴミにまわすようにしています。


亡命?

2022-10-11 20:42:57 | ニュース

 〈朝鮮日報〉日本語ウェブ版に「徴兵逃れ大脱出…ロシア人男性8人、ヨットに乗って韓国までやって来た」という記事が掲載されています。
 似たようなことが日本でもあるんじゃないでしょうか。

 昨年夏に国後島から泳いで根室海峡を渡り、北海道標津町へやって来たロシア人男性がいました。
 彼は「ロシアにいると戦場へ送られ」と、難民申請したようですが(今年4月の報道)、今になってみるとまったくおっしゃるとおりだったことがわかります。

 たぶんロシア側も同様の事例が発生することを警戒しているでしょうから、なかなか難しいと思いますが、つづく人がいないとは限りません。

 〈朝鮮日報〉の今回の記事が英国発であることが気になります。
 ひそかに日本に上陸した人の情報が民間に漏れなければ、報道にはいたらないでしょう。
 日本側も十分に警戒しているはずですから、水際でそうした人をいちはやく保護していたりする可能性はあるのでは。

 それにしてもロシアがウクライナに対してやっていることはひど過ぎます。一刻も早く、戦争が終結しますように。


防虫ネット

2022-10-10 20:14:09 | 市民農園

 朝、雨は一応やんでいました。が、また時折り降ってくるという油断のならないお天気。
 結局、青い空が見えたのは日没の頃になってからでした。

 朝、畑に出かけた時間帯に降られなかったのはラッキー。
 ブロッコリーが大きくなってきたので、今日は防虫ネットを張り替えました。

 奥の、背の高い部分が今日の作業の成果。
 これまでは手前にあるトンネル型のネットが向こうまで伸びていました。一部改築というわけですね。

 支柱を組み合わせて骨組みを作り、それにネットを張るのですが、手間はさほどかかりません。
 ジョイント用の器材とか、ネットを支柱に固定する道具とか、いろいろと便利なものがあるのです。園芸用品の進歩は素晴らしい。

 これでブロッコリーがいくら大きくなっても問題なし。来年の春までこれでいけると思います。


緑のカーテン撤去

2022-10-09 20:31:19 | 園芸

 昨夜は「世界卓球 2022」テレビ観戦。日本チームの応援をしました。
 男女とも中国に破れ、男子は銅メダル、女子は銀メダル。壁は厚いですね。

 今日は2階ベランダの緑のカーテンを片付けました。
 私の感覚ではキンモクセイが散ると、本格的な秋。もう陽射しを遮る緑のカーテンも必要ないと思います。

 ネットのロープを切らないよう、ゴーヤの蔓をチョッキン、チヨッキン。けっこう神経使います。
 足元から軒先まで伸びているので、脚立も必須。
 少し疲れました。
 これ以上、大きな緑のカーテンは手に余ります。
 でも、5個のゴーヤが採れたのは望外の喜び。
 ひと夏の間にはいくら採れたか。数えていませんが、よくがんばってくれました。

 窓の外の遮蔽物が消え、2階の部屋には開放感がもどりました。
 が、午後には雨が降りだし、夕方には本降りに。部屋の外は雨のカーテンで閉ざされてしまった。

 散歩は傘差して、レインジャケットを着て、ゴム長で。
 このところこのスタイルでの散歩が多い。雨の季節なんですかねぇ。