惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

私番号券更新

2023-04-06 20:37:35 | デジタル・インターネット

 午後、市役所へ。
 マイナンバーカードを作って5年が経ち、再来月の誕生日で「電子証明書」としての期限が切れるので、更新手続きをしてきました。

 カードそのものは10年間有効で、個人認証用には使えるそうですが、e-taxなどの電子証明手続きに使うためは、5年目で有効期限の延長をする必要があるとのこと。
 カードを持参し、「利用者証明用電子証明書」のパスワード(4桁の数字)と「署名用電子証明書」のパスワード(英字・数字まじり6文字以上)を確認してOK。すぐに終わりました。

 このカードを使いだして、もう5年にもなるんですねぇ。これまでe-tax以外では本人確認用にコピーして提出することがほとんどだったように思いますが、これからはもっと多く使うようになるのでしょうか。使い勝手が良いとはいいがたく、なかなか面倒な存在ではあります。
 あと、これは取得した際にも痛感したのですが、デザインがダサい。もう少しなんとかならないんでしょうか。


草の王

2023-04-05 20:54:14 | 草花

 滝川クリステルさんが自転車でコケて、顔を10数針縫うケガをされたとか(→「スポーツ報知」)。

 2日前の当欄に山口素夫さんが自転車ヘルメットの必要性を訴えるコメントを寄せてくださっています。また、滝川さんご本人も呼びかけておられますが、いつどんな状況で事故が起きるかは予測できません。自転車に乗る時はぜひともヘルメットを!

 市民農園へ行く途中の道端に咲いているクサノオウ。

 毎年、同じ場所で見かけます。
 他ではほとんど見ない雑草なのに、気に入った場所なんでしょうね。

 名前を漢字表記すると「草の王」。
 まったくそんなエラそうな雰囲気のない草なんですけどね。似合わない名前のように思えます。
 薬草(皮膚病に効くととか)としての効き目を讃えて、こう呼ぶという説もあるらしい。

 もっとも、「草の黄(おう)」とか「瘡(くさ)の王」とか書かれることもあるようなので、本当のところは不明というべきか。

 名前のおもしろさから、ちょっと特別視しています。ケシ科の1年草。


母子草

2023-04-04 21:21:29 | 草花

 市民農園。今日はつるなしインゲンの種を播きました。

 播いた、というより、埋めたというべきか。種ではなくて、大きめの豆ですものね。
 初めて直播きにしてみましたが、うまく芽生えますように。

 夕方の散歩の時、道端で見かけたハハコグサ。

 大きくて立派な花が咲いていました。最近、見た中ではいちばん見事。

 春の七草の「ごぎょう(御形)」はこれのこと。花が咲かないと地味な草なので、七草がゆの頃に見つけるのは大変かも。といっても全体に毛の生えた、特徴のある草なので、覚えれば簡単だと思います。

 「母子草」という名前といい、黄色い花といい、柔らかそうな葉や茎といい、なんとなく親しみがわく草ではあります。


自転車ヘルメット

2023-04-03 21:28:12 | 自転車

 「努力義務」ということなので、自転車で市民農園へ行く際は、昨日からヘルメットをかぶっているのですが、道中、自転車の大人がヘルメットをかぶっているのを見ません。それどころか、行き交う人が私の頭をチラチラと珍しそうに見るのです。まいったなあ。
 まぁ、いまさらヘルメットをやめるつもりもないのですが、早く自転車ヘルメットが大人でも普通のことになってほしい。子どもはほとんど全員、かぶっているのですから。

 トウモロコシを植えつける畝を準備しました。

 これも不耕起でやってみるので、耕して土をほぐし、肥料を混入、再度、畝を立てるという作業はありません。古い畝(小カブやホウレン草を作ってました)にそのまま苦土石灰と肥料を撒き、雑草を裁断したものを載せただけ。その上に、使い古しの黒マルチをかけました。とても楽です。

 これで苗の植え付けまで養生するのですが、さて、うまく育つでしょうか?

 〈小説推理〉5月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――

  • 陸秋槎(りく・しゅうさ)『ガーンズバック変換』(阿井幸作・稲村文吾・大久保洋子訳、早川書房)
  • 深堀骨『腿太郎伝説(人呼んで、腿伝)』(左右社)
  • ヤロスラフ・オルシャ・Jr+ズデニェク・ランパス編『チェコSF短編小説集2 カレル・チャペック賞の作家たち』(平野清美編訳、平凡社ライブラリー)

 『ガーンズバック変換』は金沢在住の中国人作家・陸秋槎さんの短編集。非SF作品も含まれていますが、そちらもお薦め。
 この書評は双葉社のウェブサイト「CoLoRFuL」で読むことができます。


「読書人の終活」

2023-04-02 20:28:11 | ひと

 朝日新聞の投書欄「男のひといき」でなつかしいお名前に遭遇しました。
 権田萬治さん。

 ミステリー評論家というべきでしょうか。もっと広く文芸評論家でもいいのかな。私どもの大先輩。
 何度かお目にかかったことがあります。確か、競馬場でも石川喬司さんの紹介で。

 投書は「妻のマグカップ」というタイトルで、昨年夏、コロナのため奥様とあわただしく永別をなさったこと。今は、2人で入った介護施設にひとりで暮らし、朝にはお揃いで買ったマグカップの奥様用のぶんで濃い緑茶を飲んでいるという内容。淡々と書かれていますが、さみしさがひしひしとつたわってきます。

 ネットを検索してみると、権田さんのブログがありました――「権田萬治の〈本の虫〉日記」
 2017年の1月6日が今のところ最後の更新ですが、転居のため本の整理をなさって難儀された記事が多い。
 「読書人の終活」という項には、「皆さんのためにあえて申し上げる。本の整理、処分は60代で済ませてください」という忠告もあります。

 そうなんですよねぇ。いずれ整理するつもりがあるのなら、体力気力のあるうちに取りかからないといけないんですよねぇ。
 とはいえ、減らずに増えつづけるのが蔵書の宿命。
 いやいや、そんなことはいっていられない年齢になってきてはいるのですが……。