金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

猊鼻渓、1時間半1,500円の舟遊び

2012年05月20日 | 旅行記

5月19日土曜日、小旅行の最後に猊鼻渓に遊びに行った。厳美渓のホテル・いつくし園からタクシーで15分2,600円強で平泉駅に到着。午前9時の猊鼻渓行きのバスに乗る。このバスに乗るためにはホテル送迎バスは使えず、タクシー利用しか交通手段がない。猊鼻渓行きのバスの乗客はワイフと二人だけだ。公共交通機関の便が悪いから利用者が少ないのか、利用者が少ないから便が悪いのかね、などとワイフと推論を重ねている内に猊鼻渓に到着。9時半。臨時の遊覧船に飛び乗った。

実は旅に出るまで猊鼻渓のことはよく知らなかった。今旅行記を書きながら、猊鼻渓の「猊」は獅子の意味だということを知るという有様だ。

遊覧船の船頭さんによると、猊鼻=獅子の鼻の名前の由来となったのは、観光ルートの終点にある岩壁の一部に獅子の鼻に似た岩があるからだ。写真ではわかりにくいが中央右側の茶色っぽい色をしたところが獅子の鼻だ。

Geibikeinose_2

猊鼻渓の舟遊びは京都の保津川降りなどと違い、激流を降るのではなく、堰堤上部の非常に緩やかな渓流を一人の船頭さんが竿一本で操る船で上り下りするというものだ。

Geibikei1

左右の岩壁にはもっともらしい名前が付けられているが省略する。

Gaibikei4

旅人は穏やかな船に身を任せ、太古の昔は海だったというこの一帯の景色を味わうのが良い。

Geibikei2

猊鼻渓は上流からの土砂の流入が多くところどころ浅瀬がある。
Geibikei3_2

11時少し前に舟遊びは終了。ただし公共の乗り物は12時近くまでなし。11時59分の大船渡線に乗って一関に向かった。写真は駅の手前、猊鼻渓のある砂鉄川にかかる鉄橋だ。

Steelbridge

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝の厳美渓

2012年05月20日 | 旅行記

17日日曜日曇。朝5時過ぎには目が覚めた。人風呂浴びた後、朝食前に昨日行った厳美渓を再び散歩した。昨日より足を伸ばし、吊り橋まで行ってみた。

Genbikei7

Gennbikei7

厳美渓は磐井川中流の約2キロメートルの岩場の名称だ。狭い岩の間を川時に激しく流れ、時に大きな淵を作る。

Gekiryu15

午前7時半朝食。コーヒーを頂いて8時半に呼んでいたタクシーで平泉駅に向かった。今日のメインイベントの猊鼻渓に行くためだ。ワイフは「あなたの旅行はバス旅行より忙しいわね」と笑った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳美渓を薄暮に楽しむ

2012年05月20日 | 旅行記

5月18日(金曜日)平泉からホテルの送迎バスで、午後4時半前に厳美渓のホテル「いつくし園」に到着。送迎バスの中から見る限りでは、いつくし園とその少し手前の渓泉閣というのが厳美渓の中では大きい宿泊施設のようだ。

6時半の夕食まで時間があるので、厳美渓を歩いた。平泉で降っていた雨は上がり、渓谷には夕暮れが迫っていた。いつくし園からは7,8分程下流に向かって歩くと車が通る立派な橋があった。この日に散策はここまでにした。

Genbikei3

Genbikei5

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小雨の中の平泉、緑がきれいでした

2012年05月20日 | 旅行記

                5月18日金曜日。ワイフと平泉に一泊旅行に出かけた。往復新幹線+ホテル一泊で2.5万円というJR東日本の企画商品を利用した小旅行だ。正午ごろ平泉駅到着。駅前の芭蕉庵という蕎麦屋でとろろそば(680円)を食べた。味はまあまあだった。食事の後は巡回バスで毛越寺から中尊寺に行くことにする。巡回バスの料金は140円だが400円で一日パスを買うことができる。3回以上バスに乗るならこれがお得。ただし平日の巡回バスは30分に1本である
                毛越寺ではまず正面の本堂をお詣りする。
               
                ご本尊の阿弥陀如来。
               
                本堂を出て右に行き、池(大泉が池)の周りを時計回り巡回する。
                さつきは少しシーズンを過ぎているが、木々の緑とマッチして美しい。
                右の写真は「立石」と呼ばれる石組みだ。

               


                次の写真は「曲水の宴」で有名な遣水の上流部分だ。「曲水」は長年「きょくすい」と思っていたがパンフレットによると「ごくすい」とある。毎年5月末頃雅な宴が催される。
               
                毛越寺から中尊寺には巡回バスで向かった。バスはかなりの山坂を越えて中尊寺の下に到着。800円の拝観料を払い、月見坂から金色堂を目指して急な坂を登る。
                途中に弁慶堂という小さなお堂があり、義経と弁慶の像が置いてあった。ただし堂内撮影禁止なので写真はお堂のものだけだ。
               
                写真は中尊寺本堂脇の鐘楼だ。
               
                月見坂の登りはちょっときつい。45年ほど前に修学旅行で来た時も歩いたはずだが、記憶からは消えている。800円の拝観料を払い金色堂に向かう。
               
                写真は鞘堂でこの中に金箔造りの金色堂があるが内部は撮影禁止。世界遺産の中核だけにさすがに美しい。
                金色堂を出て少し行くと「旧鞘堂」に出会う。これは現在の新しい鞘堂の前に金色堂を覆っていた建物だ。芭蕉が見た金色堂はこの中にあった。その時の感慨を芭蕉は奥の細道に次のように記している。
                ・・・光堂(金色堂)は三代の棺を納め、三尊の仏を安置す。七宝散りうせて、珠の扉風に破れ、金(こがね)の柱雪に朽ちて、すでに退廃空虚の草むらとなるべきを、四面あらたに囲みて、甍をおほひて風雨をしのぐ。しばらく千歳(せんざい)の記念(かたみ)となれり。
                五月雨の降り残してや光堂
               

                旧鞘堂を出て少し歩くと左手(つまり金色堂の正面側)に、白山神社がある。この能舞台は重文だ。ただし金色堂を前にすると刺身のつまみたいなもので、訪れる人も少ない。だが私は入口の杉木立は神韻としていて良いと思った。
               
                中尊寺の杉木立は美しい。
                写真は金色堂の前で撮ったものだが、至るところにこのような杉の大木がある。
               
                2時半過ぎに中尊寺の拝観を終えて、巡回バスで平泉駅に戻った。駅前で「琥珀」という小洒落た喫茶店の案内を見かけたので、毛越寺の方に2,3分歩いた店に行き、コーヒー+ケーキセット(750円)を頂く。この店は女性週刊誌で取り上げられていた(店内に掲載誌あり)。
               
                平泉は若い女性観光客も多いだろうが、小洒落た店が少ない。このお店などは喜ばれそうだ。
                午後4時ホテルの送迎バスで、平泉駅前から厳美渓の「いつくし園」に向かった。20分弱で中々立派なホテルに到着。ホテルのことは次のブログに書こう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする