猊鼻渓から大船渡線で一ノ関駅に戻ったのが12時半。ランチどころとして調べておいた蔵元レストラン「世嬉の一」http://www.sekinoichi.co.jp/rest/に向かった。一ノ関駅から歩いて10分ほどだ。午後1時前に到着。土曜日の午後なので結構混んでいた。
ワイフは写真手前の「もち膳」を僕は写真奥の「手切りはっと膳」(いずれも1,300円)を食べた。「手切りはっと」というのは、練ってある小麦粉(粘土のような感じ)を手で薄く延ばして鍋に入れて食べるものだ。江戸時代、美味過ぎるので「法度」になったところから「手切りはっと」名前がついたと説明書きにあった。
酒粕を薬味にして食べたところ結構美味だった。写真(下)の建物が、レストラン(昔の酒造倉)だ。博物館や酒の販売所(うれしいことに試飲あり)があるから、一ノ関のちょっとした立ち寄りどころだろう。
近くにはベイシーという大変有名なジャズ喫茶がある(時間もないしジャスファンでもないので割愛した)
駅に戻る途中にすっきりした教会が建っていた。一関教会だ。説明書きをみると1905年(明治38年)建築、2007年に国の登録有形文化財に指定されたとあった。
ただ残念なことに教会の写真を撮ろうと思うと電線が入ってしまう。電線を地下埋設すると街並みの景観が映えるのだが・・・・・
一ノ関は平泉・厳美渓・猊鼻渓のハブになる場所だが、それ自体はさほどの観光資源はない。土曜の午後の眠ったような街だった。