11月5日今日からトレッキングが始まる。今回のトレッキングはナムチェからゴーキョを往復するというものだ。距離は比較的短いが短期間に高度を上げるので、高度障害が起きやすいルートらしい。
11月5日カトマンズは晴。9時半発のルクラ行を目指して空港に向かったが、飛行機便は遅れ、出発したのは2時間後の11時38分だった。
飛び立って15分ほどすると左手にカニの鋏のような奇怪な山容の山が見えてきた。ガウリシャンカールGaurishankar7,135mである。この山は一時世界一高い山と信じられていたそうだ。
12時6分ルクラ空港到着。飛行機が着陸を終えると機内で拍手が起こった。このルクラ空港は世界で最も危険な空港と言われているからほっと胸をなでおろした。
写真はルクラの町並み。街中のレストランで飯を食いながら、ガイドのラクパ・ゲルLakpa Geluと打ち合わせ。スケジュールのマイナーチェンジを行った。昼食後たまたま一緒になった増田さんご夫妻と相前後しながらこの日の宿のあるパクディンPhakdingに向かった。増田さんも我々も現地旅行会社Plan Holidayのアレンジでトレッキングを行っている。パクディン到着は16時15分。曇り。
11月6日晴。8時にパクディンを出発。この日は標高差8百メートルの登り。前半戦の一つの山場だ。9時30分バンカルBangkar到着お茶。モンジョMonjoで昼食。しばらく歩くと2本のつり橋が見えてきた。
下は古いつり橋で現在は上のつり橋を使っている。ここからナムチェまでは茶店なしの一気の急登だ。15時5分ナムチェ到着。街が半円形になって山にせり上がっている感じだ。
同じナムチェでも泊まるロッジによっては2,30分の差はでそうだ。ヒマラヤのコースタイムは30分刻み程度のアバウトなものと考えておいた方が良いようだ。