金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

楽しく安く旅する戦略と戦術~初冬の京都を例に~

2015年11月05日 | 旅行

ここでいう「旅」は仕事で出かける出張や特定の目的のために遠隔地に出かける帰省旅行と違い、あくまで気楽に気儘にどこかに出かけるものです。ですから「楽しい」ことが第一の条件です。でも同じ楽しみが得られるなら安く上がる方が良いというのは当然でしょう。

私が実際に今度の12月初めに予定している京都小旅行を例に楽しく安く旅する「戦略」と「戦術」を考えてみました。「戦略」「戦術」と大袈裟な言葉を使いましたが「戦略」とは要するに旅のプランのことで、「戦術」とはいかにホテルを安く予約するか?といった手段の話です。

なお今回の実例は、「山の会の仲間と愛宕山に忘年登山をする」というもので、京都での行動計画は決まっています。ただし京都集合・解散ですから、東京・京都の往復をどうアレンジするか?がテーマです。かなり絞り込んだ話ですが、この方がポイントが明確になると思います。

まず「山の会」の軽登山ですが、こちらはJR嵯峨駅に12月5日(土曜日)朝9時30分に集合です。

当日嵯峨駅に9時半に行くには、東京駅を6時30分に出発するのぞみに乗る必要があります。6時半の新幹線に乗るには5時半に自宅を出る必要があります。時間と経費にうるさい出張の場合はこれ位は「当たり前」でしょうが、「旅」の場合暗いうちに自宅を出るのは厳しいし楽しくありません。

そこで前日から京都方面で泊まることにしました。前日金曜日は午前中に仕事があるのですが、午後はフリーですから、どこかに立ち寄ってからホテルに向かう予定です。

ここまでが「戦略」=旅のプランの部分です。もっとも「戦略」は常に手持ちの「戦術」=安く旅をする方法を視野に入れながら立てていきます。

安く旅をする方法の一つは、私の場合「大人の休日倶楽部ジパング」を活用することです。「ジパング倶楽部」を利用すると東海道新幹線のひかり特急券は3割引きで購入することができます。のぞみにはジパング割引がありませんから、ひかりを利用することで16百円弱交通費を節約することができます。朝早く京都に行くにはのぞみを使わないといけませんが、時間に余裕のある午後の旅ならひかりでも良いと考えています。これで前泊代の一部が緩和できますから。

次にホテル選びです。ホテル選びに私はトリップアドバイザーを使っています。ホテル料金は旅行代理店ごとに異なる場合が多いのですが、トリップアドバイザーサイトでは一覧がでますので、一番安いエージェントを簡単に選ぶことができます。

まず京都のホテルを調べたのですが、12月初めは紅葉の季節は終わっているとはいえ、市内のホテルはかなり高いです。

そこで隣の大津方面で探してみました。すると瀬田駅前でびっくりするほど安くて良いホテルが見つかりました。

それは瀬田アーバンホテル。JR瀬田駅前のホテルです。大方のエージェントは1泊1.6万円程度でオファーしているのですが、ブッキングコムは5,900円という値段で3室オファーしていましたので、すぐ予約しました。

ブッキングコムは世界的なホテル予約サイトですが、私は使うのは初めてです。このサイトは予約だけで現地決済ですから、クレジットカード情報を求めませんから、カード情報の不正利用の懸念はありません。

ただし後でネットの口コミを見ると「ブッキングがうまくいかなかった」という苦情もありました。念のため2日前にホテルにブッキングをコンファームしておきたいと考えています。ブッキングコムのこの激安価格を評価するのは、無事泊まってからでしょうね。

それにしてもどうしてこんな破格の安値がでるのか不思議です。

さて瀬田・京都間はJRで18分ほどですから、京都市内で京都駅から遠いホテルに泊まるのと京都駅に行く時間は左程変わりはないでしょう。

京都市内でホテルを見つけ難い場合や料金が高過ぎると感じる場合は大津や瀬田方面でホテルを探すのも一つの手ですね。

金曜日に立ち寄るところですが、こちらはまだ決めていません。もっと旅が近くなってから天候などを見て立ち寄り先を決めようと思っています。瀬田に近い石山寺に行くのも良いし、東海道と中仙道が合流した草津の本陣跡などを見て回るのも面白いと考えています。

最近はインバウンド観光客が増えたせいでホテルの予約が難しくなってきました。そこでまずホテルを確保して、後から追々プランを練るというのも「戦略」の一つでしょうね。

 

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イエレン発言で12月利上げの可能性は60%に上昇

2015年11月05日 | ライフプランニングファイル

昨日(11月4日)米連銀のイエレン議長は「低失業率、持続的な経済成長、インフレへの確信」から、12月に政策金利を引き上げる可能性があると下院金融員会で証言した。

また同日ニューヨーク連銀のダドリー総裁も「イエレン議長に完全に同意する。しかし我々は今後発表される経済データを注視する」と述べた。

経済データの中で一番注目されるのは明日発表される雇用統計だ。政府が発表する雇用統計の先駆けをなす昨日発表されたADPの統計では10月の民間雇用は182千人増で、先月の非農業部門雇用者増の市場予想18万人をサポートした。18万人の雇用増は8月・9月の雇用者増平均13.9万人を大きく上回る水準で、12月の金利引上げを正当化するものと思われる。

ロイターによると、市場での12月の金利引上げ予想は60%に上昇し、債券金利は上昇し、株価は下落した。ダウは50.57ポイント(0,28%)下落。

米国の格言に「株はハロウィンに買え」というものがある。統計的には1月に株価が上昇するので、10月末が仕込み時ということだが、今年は格言どおりに行くだろうか?

連銀が政策金利を引き上げるということは、経済成長が堅調でインフレ懸念が台頭していることを意味するので、長期的にはプラスと判断できるが短期的には波乱は起きそうだ。

だがむしろ気になるのは日本の株価だ。昨日の郵政3社の上場は順調な滑り出しだったが、大相場の最後の一幕といううがった見方もできる。個人的には近い将来当面の天井がくると判断して、キャッシュポジションを高めて置きたいと考えている。

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最近出版した電子本

「海外トレッキングで役に立つ80の英語」

「インフレ時代の人生設計術」 B00UA2T3VK

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「英語の慣用表現集」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LMU9SQE/

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