金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

レイオフと自前の学習があるから、アメリカのAIは伸びる

2024年05月27日 | うんちく・小ネタ
 WSJに熱狂的なAIブームが、IT技術者の雇用市場にアンバランスを招いているという記事が出ていた。
 タイトルはTech workeres retool for Artificial-Intelligence boomだ。
 記事によると、多くの会社がチャットボットのコンテンツを生み出すことができる大規模言語モデルを取り扱う技術と経験を持った技術者を探しいてるが市場にはそれほど人材はいない。
 一方で過去数年の間に数千人のIT技術者がレイオフされた。レイオフされた技術者の中には、プオンラインブートキャンプなどを利用して、独学でAIの基礎技術などをマスターした人もいる。
 オンラインブートキャンプの共同設立者は「あなたはおそらく人工知能にとって代わられることはないでしょう。あなたは人工知能を知っている人に取って代わられるでしょう」と言っている。
 情報技術を教育している会社の人工知能部門のトップによるとAI技術者には、次のようなスキルや資質が必要だ。
 それは「コーディングスキル」「素早く学習する能力や相互協力する能力」「AI理論に関する基礎的な知識」だ。
 これらのことをフルタイムで働きながら、短期間でマスターすることは困難ではないだろうか?
 レイオフを新しいことを学ぶための乗り換えの期間と考えて勉強し、AI技術者として再スタートするIT技術者も多いのではないだろうか?
 このような再学習によりアメリカのAI産業が伸びているとすると、レイオフや転職市場という社会的な仕組みがそれを支えているような気がする。
 
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阪急宝塚線、沿線の短い旅は中山寺と小林一三記念館

2024年05月27日 | まち歩き
宝塚にあるNPO団体で講演をしたついでに、阪急宝塚線沿線の短い街歩きをしました。たまたま近くの友人が車で案内してくれたので、中山寺と小林一三記念館を巡り、昼過ぎにはJR北摂津駅から福知山線に乗って新大阪駅から新幹線で東京に戻りました。昨日は大相撲五月場所の千秋楽。大の里の初優勝がかかる一番は観たいので、沿線の旅は短くなってしまいました。
 最初に訪れたのは中山寺。真言宗のお寺です。青色の五重塔に圧倒されました。

このお寺は安産祈願で有名なのですね。境内にはエスカレーターやエレベーターが設置され、お腹の大きいママさんが楽にお参りできるような配慮がありました。
中山寺から小林一三記念館へは25分程のドライブ。立派な住宅が並ぶ高台の一角に記念館はありました。記念館の中には「費隠」と「即庵」という二つのお茶室があります。この日はお茶会が催され、和服姿のご婦人方が沢山集まっておられました。
庭園には木々が茂り、住宅街とは思えぬ静寂さが漂っていました。
この木は「くろがねもち」。枝が水平に出ているところが面白く写真を撮りました。

この記念館の近くには、逸翁美術館があります。逸翁は小林一三の雅号です。
ここには彼が収集した5千点以上の美術品が収蔵されているそうです。
昨日は時間に限りがあり、この美術館には回りませんでした。次に宝塚に来る機会があれば立ち寄りたいとこころですね。

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