金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ビザの取得が簡単な日本にいることに感謝

2025年02月03日 | うんちく・小ネタ
 先日御岳山登山に行った時、仲間の一人が近々トルコに旅行するという話を聞きました。少し前に奥さんとどこか外国に行こうと話をしていてトルコが浮かんだそうです。リタイアした人のやりたいことのトップは世界中の多くの国で海外旅行だと聞きます。思いついたらすぐどこにでも出かけられるということは素晴らしいですね。
 帰宅すると今月中旬に訪日したいと言っていたネパールの友人(旅行会社の社長夫妻)から「日本のビザ(入国許可証)を取りたいので、在ネパール日本大使館宛に旅行招待状と帰国旅費の支払を保証する保証書を作成して送って欲しい」というメールが入っていました。
 ネパールから日本には不法入国・不法滞在(就労許可がないのに就労するなど)する人が多いので、外務省が渡航目的などを厳しくチェックしているのですね。
 我々がネパールに旅行する時もビザは必要です。しかしオンラインで簡単に登録して後はカトマンズ空港でビザ申請費用(15日滞在で5千円)を払って終了と簡単なものです。
 私はトルコには行ったことがありませんが、トルコのビザも電子申請で簡単に済ませることができると書いてありました。
 日本人が諸外国を旅行する時、ビザを免除されたり、取得が簡単になったのは、1990年代頃からだとウエッブサイトに説明がありました。
 この頃多くの国が日本とビザ免除協定を結び、海外旅行が簡単になったのですね。
 私が最初に外国(アメリカのアラスカ州とカナダ)に行った時は、外貨持ち出し制限があり、両替に行った銀行窓口でパスポートの提出を求められた記憶があります。外貨がじゃぶじゃぶの現在では考えられない話ですね。
 日本人の海外旅行が簡単になった背景には、日本が豊かになり、海外旅行でお金を費消する人が増えたことや日本人旅行者が諸外国の法律やルールを遵守するコンプライアンス精神を持った人々であると旅行先から認められたことがあると思います。
 この信用は貴重な財産ですね。財産を築いてきた先人たちに感謝するとともに信用を守っていきたいと思います。
コメント
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