ロシアがウクライナに侵攻開始したのは昨年2月24日。今週金曜日で1年になる。侵攻1年を前にして米国のバイデン大統領がウクライナを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領を激励し、「ロシアの侵略戦争は失敗した」と述べた。
また中国の外交トップ王毅氏は24日にロシアを訪問し、プーチン大統領とウクライナ危機打開のための中国側のアイディアを提示すると言われている。
中国がどのように考えているか?については色々な分析があるが、ロシアがこれ以上手痛い敗北をして、西側諸国に弱体を晒すのはパートナーとして好ましくないと判断し、停戦の糸口を見出そうとするという見方は合理的ではないか?と私は考えている。
中国にはロシアに助け船を出すことで、シベリア方面のエネルギー開発でより強い立場に立つことができるという狙いもある。
「中国とウクライナは戦略的パートナーだ」という王毅氏の言葉を真に受けるとすれば、アメリカと中国の間に何か握りがありそうな気もする。今週のウクライナは目が離せない。
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