昨日(9月29日)大津界隈の社寺を参詣してきました。この日は本来山仲間と比良山系・蓬莱山に行く予定でしたが、悪天候が予想され山登りは中止になりました。私は所用もあって京都まで来ていたので、大津界隈の社寺を参詣してから東京に帰ることにしました。
最初に訪れたには石山寺です。JR石山駅から石山寺山門前まで頻繁にバスが出ているのでバスを利用するのが便利です(京阪電車を使うとかなり歩くことになります)。
石山寺の石は硅灰石という石で、石灰岩が花崗岩と接触し、熱作用で変成したものだそうです。ここを訪れるのは小学校の遠足以来だと思います。
石山寺は紫式部との関係で有名です。NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公・紫式部が源氏物語の着想を得たのが石山寺だと言われています。
石山寺の入り口に「大河ドラマ館」があり、多くの観光客が訪れていました。
国宝の多宝塔です。
石山寺前のバス停で石山駅行のバスに乗り、2つ目のバス停・唐橋前で下車。瀬田の唐橋を渡ると建部大社です。この神社は近江一ノ宮です。全国一ノ宮巡りを目指していた頃参詣したことがあり、2度目の参詣です(一ノ宮巡りは頓挫中)。
建部大社本殿の裏側には「菊花石」と「さざれ石」がありました。写真はさざれ石です。
大きな神社ですが、この時期は参詣者はまばらでした。私のように石山寺とセットでお参りしようという人は少ないのでしょうね。
建部大社の後は、京阪電車に乗って三井寺に向かいました。京阪石山坂本線・三井寺駅で下車し、疎水沿いに6,7分歩くと三井寺(園城寺)の観音堂に向かう参拝受付所がありました。拝観者の少なそうな入口ですが、受付の人の話ではこの入口が、伝統ある三井寺の入り口だそうです(現在観光バス・車等で賑わうのは北側の仁王門口)。
急な石段を登ると観音堂です。この時雨が降り始めて、観光気分が少し萎えました。
国宝の金堂です。
三重塔と灌頂堂。このお堂は毛利輝元が寄進したそうです。
仁王門に戻るとタクシーが1台止まっていたので、タクシーで湖西線・大津京駅に行きました(料金は1千円でした)。大津京駅からは2駅で京都駅です。
仁王門に戻るとタクシーが1台止まっていたので、タクシーで湖西線・大津京駅に行きました(料金は1千円でした)。大津京駅からは2駅で京都駅です。
公共交通機関では、三井寺駅に戻り、京阪電車で大津京に向かうことになります。
京都駅に戻ったのは午後2時半前でした。
大津界隈では、近江神宮や芭蕉の墓がある義仲寺なども訪ねてみたいところでしたが、半日の旅では無理でした。
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