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ワイフが喜ぶ富士屋ホテルへ

2014年12月08日 | 旅行記

日曜日(12月7日)は箱根の富士屋ホテルに出かけた。ワイフの数少ない楽しみがクラッシックホテルに泊まることなので、付き合うことにした次第。マイカーで箱根に向かうことにしたが、圏央道が開通し、都内の渋滞に巻き込まれることなく、箱根に行くことができた。まず元箱根に行き無料駐車場に車を止めて、箱根旧街道を甘酒茶屋まで歩いた。

旧街道の面影を色濃く残しているのは、甘酒茶屋から上だろう。徳川家茂が残したという石畳を歩く。所々に霜柱が顔を出し、冬の到来を告げていた。40分ほどで甘酒茶屋に到着。

ここの甘酒は米と麹のみで作り、砂糖などは一切加えていないというが、甘くて美味だ。軒下に干している柿も良い色を出していた。

甘酒茶屋から元箱根に向かうバスは30分に1本(毎時3分と33分)。バスを待つ間に茶屋の写真をもう1枚撮る。

紅葉の季節は終わりハイキングのハイシーズンは終わったと思うが、甘酒茶屋は結構混んでいた。

少しドライブをしてから3時過ぎには富士屋ホテルに入った。ホテルでは4時から「館内ツアー」があり、大勢の泊まり客がツアーに参加していた。約40分のツアーの大半は「ザ・フジヤ」と呼ばれるダイニングルームの説明に当てられた。

ディナーのメニューは「ホウボウのフリット(揚げ物)」と「牛のサーロインステーキ3切れ」だった。ホウボウは中々美味。サーロインステーキは美味だが、中々ナイフで肉が切れなかった。「肉が固いのかしら?」あるいは「ナイフの刃が摩耗して切れ味が落ちているのかしら?」などと意見を交換する。もしナイフの切れ味が落ちていたとすると名門ホテルだけに残念な話である。

ワイフは有名なクラッシックホテルに泊まれたことで満足したようだが、私は暖房が部屋の隅々まで(特に浴室)行き渡らない古いホテルは苦手である。ただしこのことを余り話題にすると、角が立つのでこれはここだけの話である。むしろたまには伝統的なホテルに泊まり、昔の日本人が西洋文明の移入にいかに努力をしたか?などということに思いを巡らすことは良いことである、というのが公式の感想である。

 

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