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バイデン再選出馬断念よりもNvidia株反発の影響が大きかった週明けの米国株

2024年07月23日 | ニュース
 先週末は、バイデン大統領が大統領選への出馬を断念し、ハリス副大統領を大統領候補に推薦するという話が大きなニュースになった。
 しかし週明けの昨日の米国株市場では、民主党の大統領候補交代が相場に与えた影響はほとんどなかった。
 昨日の3市場のパフォーマンスは、ダウが0.32%、S&P500が1.08%、ナスダックが1.58%上昇した。先週ハイテク株から出遅れ株へのローテーションで売り叩かれた4.5%ほど下落したナスダックは、Nvidiaなどチップメーカーの株価上昇に伴い大きく反発した。
 ロイターの報道によると、Nvidiaが米国の対中輸出規制に適合するAIチップの新バージョンを開発中であると報じらた。これが投資家に好感されたということだ。
 バイデン大統領の出馬断念で、政治的な不確実性が高まるという見方が多いが、ハリス氏が大統領選挙に出馬するとして、どちらが勝つかはまだ予想が立ち難いというのが大方の見方だろう。
 ただ私は女性・アジア系・黒人系のカマラ・ハリス氏が大統領候補に立つとトランプとの間で、争点が変わってくるだろうと考えている。
 ハリス氏がそれらの票を集める可能性があるからだ。ハリス氏が女性やマイノリティの票をどれ位取り込めるかが大統領選挙の一つのポイントれない。
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