今日(11月15日)田無駅前のウエルシア薬局で初めてマイナンバーカードを健康保険証として使ってみました。
ウエルシア薬局でマイナンバーカードが使えることは厚生省のホームページで確認済です。
薬局で「マイナンバーカードで健康保険証を提示したい」というと受付の中年女性が「マイナンバーを使うのは初めてです」とカウンターの奥のビニールカバーで覆われた読み取り機の前に案内してくれました。
マインバーカードを読み取り機の下の口に置くと暗証番号認証か顔認証かを聞いてきましたので暗証番号認証を押して4桁の番号を入力すると完了です。
さてこれで何が変わり何ができるのでしょうか?
マイナポータルを見ると「お薬手帳」のように投薬情報が記録されることになっていますが、帰宅後マイナポータルを確認しましたが、薬剤情報は載っていませんでした。
ポータルサイトに注記があり「毎月11日頃に前月に診療した情報を追加更新します」とありますから、仮に今日の薬購入が登録されたとしてもデータの更新は約1ヶ月後になる訳です。
紙ベースの「お薬手帳」であれば、その場で紙ベースの調剤情報を手帳に貼り付けますからリアルタイムで情報が更新される訳ですね。
ネットワークを使いながらリアルタイムの情報更新ができないことに疑問を感じますね。
結局のところ今マイナンバーカードを健康保険証に使うメリットは何もなさそうだということが確認されました。
マイナンバーカード普及のために取得者にポイントを配るなどという愚策が提言されていますが、マイナンバーカードを普及させる上で必要なことは「これを使えば具体的にこのようなメリットがある」ということを示すことです。
「桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す」なのです。
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