日本語版韓国プロ野球ガイドの著者でもある、韓国プロ野球専門の
日本人スポーツライターが、毎年、「韓国プロ野球観戦ツアー」を
実施しているのだそうだ。
スポーツ朝鮮の「ムロイの近くて遠い韓日野球」なる連載コラムを
通じ、初めて知ったことだ。
興味深く読ませてもらった関連記事を翻訳練習してみた。
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■[무로이의 가깝고도 먼 한-일야구]
일본인의 한국프로야구 투어
[ムロイの近くて遠い韓日野球]
日本人の韓国プロ野球ツアー
(スポーツ朝鮮 5月18日)
지난주 필자가 기획과 가이드를 맡는 '한국프로야구 관전
투어'를 실시해 일본인 20명과 사직, 문학, 잠실 구장을
방문했다.
先週、筆者の企画・ガイドによる「韓国プロ野球観戦ツアー」を
実施し、20名の日本人ツアー客とともにサジク(社稷、プサン)、
ムナク(文鶴、仁川)、チャムシル(蚕室、ソウル)の3球場を
回った。
2003년부터 실시하고 있는 이 투어에 대해 한국인들은 두
가지 질문과 함께 한 가지 당부사항을 전해오고 있다.
2003年から実施しているこの観戦ツアーについて、韓国人から
よく聞かされるのが、2つの質問と一つのお願いだ。
첫번째 의문은 '일본의 야구 인기가 더 높은데 왜 일부러
한국까지 야구를 보러 오는 건가'라는 내용이다. 이것은
일본인들의 폭넓은 야구 취향 때문이라고 하는 것이
옳겠다. 이번에 온 사람들 중에도 "일본의 구장은 전부 방문
했다. 다음은 한국의 야구장을 섭렵하고 싶었다"는 40대
남성팬이 있었고, "지난 2월 오키나와에 니혼햄의 전지
훈련을 보러 갔을 때 선동열 감독을 우연히 보고 관심을
가졌다. 한국에는 처음으로 왔다"고 하는 40대 부부도
있었다.
まず一つ目の質問は、「日本の方が野球人気が高いのに、なぜ
わざわざ韓国にまで野球を見に来るのか」という内容だ。これは、
日本人が野球に対して持つ幅広い関心のためというのが正しい
答えだろう。今回のツアー参加者の中にも、「日本の球場は全て
回った。次は韓国の球場を回ってみたかった」と語る40代の男性が
いたし、「昨年2月、日本ハムの沖縄キャンプを見学に行った時、
偶然、ソン・ドンヨル監督(元中日)に会い、韓国のプロ野球に関心を
持った。韓国旅行は今回が初めて」と語る40代の夫婦もいた。
두 번째 질문은 '참가자가 겨우 20명 뿐인가'다. 이 투어는
한국야구를 보다 가까이에서 느끼도록 해주기 위해 필자가
참가자 개개인과 친밀하게 대화하는 것을 소중히 여기고
있다. 야구장이나 선수 소개는 물론 관광지 안내나 경기후
뒷풀이까지 함께 한다. 그 때문에 이 정도의 인원수가
적당하다.
二つ目の質問は、「なぜ、参加者がたったの20人なのか?」という
ものだ。このツアーは、韓国のプロ野球をより身近に感じてもらえる
よう、筆者が参加者一人一人と交わす会話を大事にしている。
球場や選手の紹介はもちろん、観光地の案内や試合後のお酒を
交えた交流会までいっしょに行う。そのためには、これくらいの
人数が適当なのだ。
두가지 질문 외에 꼭 따라붙는 당부도 있다. '부끄러우니
지방구장에는 가지 말아달라'는 이야기다. 그러나 일본팬
들은 낡은 야구장의 분위기도 느끼고 싶다며 다음 투어
때는 지방구장 방문을 원한다는 목소리도 많았다. 야구가
있는 곳이라면 어디든 매력 있다는 게 그들의 생각이다.
こうした2つの質問とともに必ず付け加えられるお願いもある。
「恥ずかしいから、地方の球場には連れて行かないでくれ」という
ものだ。しかし、日本人ファンの中には、「古い野球場の雰囲気も
味わってみたい」と言う人も多く、次回のツアーでは地方球場での
観戦を望む声も多かった。「野球のあるところなら、どんなところにも
魅力がある」というのが、彼らの考えだ。
참가자는 10대부터 50대의 남녀, 학생이나 회사 대표 등
연령과 직업군이 다양하다. 또 이번 투어 참가자 중
45%는 두 번 이상 와본 경험자였다.
今回のツアー参加者は10代から50代の男女で、学生もいれば
会社経営者もいて、年齢も職業も様々だ。また、今回のツアー
参加者の45%は、2回以上の参加経験を持つ人たちだった。
이번 참가자들은 사직구장에서 롯데의 WBC 대표 선수
들과 만나 감격하며 열광했다. 문학구장에서는 그 날의
선발투수 SK 카도쿠라에 성원을 보냈고, 역시 WBC
스타인 KIA 마무리 윤석민의 피칭에 감탄사를 토해냈다.
今回のツアー参加者たちは、プサンのサジク球場でロッテのWBC
代表選手たちに会い感激し、熱狂した。ムナク球場では、その日
先発したSKの門倉に声援を送り、WBCでスターとなったKIAの
クローザー、ユン・ソクミンのすばらしいピッチングには、思わず
ため息がもれた。
-以下、紙面の都合で韓国語原文の引用を省略-
チャムシル球場の試合は、雨天で中止となったが、球場見学や
記念品のショッピングを楽しみ、夕方にはサムソンの花松コーチと
食事をしながら韓国のプロ野球に対する関心を深めることができた。
毎年、こうしたツアーが行えるのは、各球団の選手やコーチング
スタッフ、ホテルの職員など、多くの方々の協力のおかげだ。
筆者の企画による観戦ツアーは実にささやかな規模ではあるが、
将来、日本人の韓国プロ野球観戦が観光コースの定番となり、
韓国人が日本人の韓国プロ野球観戦に疑問を持たなくなる日が
来ることを願っている。
< 일본어판 한국프로야구 가이드 저자>
<日本語版韓国プロ野球ガイド著者>
△「オイッ!そこの中年男ッ!」
「オマエ、最近、人生終わったような暗い顔してたが、
何かあったのか?」
「え?はい、ちょっと体調をくずしまして・・・、だと?」
「体調?うそをつくなッ!○だろがッ!○ィ~。○ッ。はっきり言えッ!」
「なに?でも、おかげで大したことなかったみたいです。ほっとしてます、だと?」
「ま、40過ぎるといろいろな所が悪くなるからな。しばらくは、酒とコーヒーを
控えて養生することだ。ファイトだ、中年ッ!」
「オレは空から応援してるぞ~(ざまはみろッ。ひゃひゃひゃ~)」
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)