多摩よこやまの道へ出かけ、先日、撮れなかった「古道五差路」の写真を撮ってきました。
手前、左側から右側へほぼ直角に折れ曲がっているのがよこやまの道(標識が立っている)。ここから右下の鎌倉街道へ下る区間は一般道と一緒になっています。
右手上方、「事故に注意」などという立看板の向こうへと続くのが小野路の里への道。
その左上方へ続く、白い縁取りのある新しい道路は何かの施設への進入路で、これは本来の道ではありません。
左手に下る、割と大きな道の先には国士舘大学のグラウンドがあります。一般の人は入れません。このあたり一帯は国士舘大の敷地となっているのです。
グラウンドへの道と施設への進入路の間に白い車止めが見えますが、ここも道です。おそらく古い小径なのでしょう。
さらにもうひとつ。右手中央に赤白に塗り分けられた車止めが見えますでしょうか。ここからも小さな坂道が下っています。
こうして見ると、施設への進入路を含めて計7本の道がここに集まっているのです。ものすごい交通の要所。
鎌倉方面から、相模原方面から、多摩川方面から、江戸方面から……と、さまざまなところからの人たちがここを通過して行ったに違いありません。茶店はなかったのでしょうか。想像がふくらみます。