昨日は午後3時に家を出て松本市まで日帰り往復。帰宅は深夜になりました。
目的はサイトウ・キネン・フェスティバルの第一夜「若い人のための〈サイトウ・キネン室内楽勉強会〉 (声楽/ピアノ)発表会」。良い雰囲気の音楽会でした。
目的はサイトウ・キネン・フェスティバルの第一夜「若い人のための〈サイトウ・キネン室内楽勉強会〉 (声楽/ピアノ)発表会」。良い雰囲気の音楽会でした。
松本まで中央自動車道~長野道を使い、バイクで片道2時間半。日帰り往復は可能ですが、さすがにちょっとしんどい。帰りは夜道だし、おまけに岡谷のあたりで少し雨も降りました。
今日のステレオグラムはオニドコロ。クリックして大きくした画像を交差法でご覧ください。
オニドコロはヤマノイモ科、ヤマノイモ属。蔓性の植物で、花はヤマノイモとほとんど同じです。
3枚羽の軍配のような子房のてっぺんに6枚の花びらをつけているのが雌花。奥に見える、子房のない花が雄花です。
雌花の子房は秋の終わりになると乾燥して、このままの形で茶色くなります。ヤマノイモと同じように、それを鼻の上にくっつけて「テングの鼻」とかいって遊んだりしました。
鬼野老(オニドコロ)という名前は『万有百科大事典』によれば「正月に長寿を祝うために橙、昆布、串柿などとともに飾ったので、ひげ根の多い根茎を老人にたとえて野老とよぶ」とあります。
「野老」は「海老」と対になる表記だそうで、野山の老人ということでしょうか。
しかし、これをなぜ「ところ」と読むかは謎。何か深い意味があるのかもしれません。