暑い。特に午後になってからは、日差しも強く、湿った空気があたりに満ちて耐え難い熱気でした。
そんな折、窓の外のアサガオの葉裏を見るとコガネムシが蔓にしがみついていました。コフキコガネでしょうか。

昨日と同じようにステレオグラム。交差法でご覧ください。
1台のデジカメを少しずらして撮るので、当然、タイムラグが出ます。このコガネムシはおおむねじっとしていてくれたのですが、よく見ると左の後肢が動いていたんですね。そこだけ、重ね合わせて見た時、変な感じ。
録画しておいたNHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」を何日もかけて見ました。帝国海軍軍令部を中心とするメンバーが敗戦後35年経ってから密かに開いていた「反省会」の記録テープをもとにした番組。太平洋戦争を立案、指導した「海軍の頭脳」がどういうものだったのかを伝えてくれます。
第1回「開戦 海軍あって国家なし」、第2回「特攻 やましき沈黙」、第3回「戦犯裁判 第二の戦争」。
見ていて私が受けた印象は次のとおり――この戦争指導者たちは、杜撰な計画を立案して押し付け、物資や技術が不足すると人間を機械の代用とする特攻作戦で兵士を殺し、幹部の命を守るため責任を現場に押し付けた。
見ていてハラワタガ煮エクリカエル思いがしました。