午後、お茶の水駅近くのショップ・工房・ギャラリー「美篶堂」(電話:03-3258-8181)まで出かけて、『穂高順也デビュー10周年記念☆いぇ、実は絵も描くんですョ!』展を観てきました。
こじんまりとしたギャラリーに絵本の原画がいっぱい展示されています。
こじんまりとしたギャラリーに絵本の原画がいっぱい展示されています。
穂高さんが大傑作絵本『さるのせんせいとへびのかんごふさん』(絵:荒井良二、ビリケン出版)でデビューしてから、もう10年になるんですね。
彼の絵本には童心が溢れていて、実に楽しい。読んでいると自分が子どもの頃に感じていたことを思い出します。良いことばかりを面白がっていたわけじゃないけれど、でも、悪意があるわけでもない。こうだったら楽しいなあということが、思いもかけない形で表現されている……そんな気がします。
今年、出版した『このくろねこはきらいです』『じめんのしたのぼくのうち』『あおいでんしゃにのって』(ともに、日本標準)は、文だけでなく絵も自分で描いたとかで、今回の個展はこの3作の原画の展示。眺めていて、ついニコニコしてしまうのは、絵の楽しさが伝わってくるせいでしょうね。
写真に映った人物は穂高くん。「動かないでね」と頼んで2枚撮りました。
さて、うまく立体写真になったでしょうか。