今日の停電予定は2回。
1回目は午前9時20分から午後1時まで――のはずだったのですが、開始予定時刻を過ぎても電気は来ています。地元のコミュニティラジオ(自家発電で放送できるらしい)は、「スタジオの近所では信号機が消えています」と、停電が始まったことを告げている。
「どういうことだろう?」と思って外に出、バス通りまで行って信号機を見てみると点灯しています。
そのそばで男の人と女の人が立ち話。停電が始まらないのを不思議がっているみたいです。
「ウチでは点いてますよ」
と、話に仲間入りしてみると、男の人はバス通りを20メートルほど南に行ったところにある不動産屋さんで、
「ウチは消えたんだよ。なのに、ここの信号が点いているんで、何だろうと思って来てみたんだ」
女の人は交差点脇のレストランの奥さん。
「ウチは点いてますよ」
どうやら、同じ町内でも電気を送る経路が違っていて、停電になったところと、ならなかったところがあるようなのです。
一昨日と昨日は我が家も停電だったので、今日は方式を少し変えたらしい。細かい送電の仕分けをして、停電区域を少しでも減らそうとしてくれたのでしょうか。
結局、終了予定時刻まで我が家には電気がずっと来続け、夕方から始まる2回目も中止になったので、今日の計画停電はまぬがれました。
明日の土曜日も停電しないということなので、ひと息つけます。
いかに電気に頼りっぱなしの生活であるのか、ここ数日の経験で思い知っております。