朝から雨になりました。最初は暖かい雨で、春先のこんな雨の時には必ず西脇順三郎さんの詩「雨」とか、荒木一郎さんの歌「空に星があるように」(「春に小雨が降るように……」という一節がありますね)を思い出します。
でも、時間が経つにつれて少し冷たい雨に変わりました。
夕方、そんな雨の中を散歩に出ると、家の近くのガソリンスタンドは営業していて、車の列もできていません。
スーパーの棚にこそ食パンや牛乳は見当たりませんが、街のパン屋さんには焼きたてのパンが並び、コンビニには「パン、お弁当入荷しました!」と誇らしげな貼り紙が。モノ不足も少しずつ解消しつつあるようです。
それにしても、被害の大きかった東北沿岸の町の再建は、どこにどういうふうにするのだろうか、とか、原発に頼らないエネルギー源をどうすればいいのか、とか、素人ながら色々と将来のことが気になります。
新しい国のグランドデザインづくりをしっかりやる必要があると思います。