子どもの日。
毎日新聞に載っている子どもの人口のグラフを眺めて、奇妙なことに気づきました。
毎日新聞に載っている子どもの人口のグラフを眺めて、奇妙なことに気づきました。
戦後の子ども数は2回、増加しています。1回目は戦後間もないベビーブームの頃。団塊の世代が生まれた1950年前後です。
2回目はそれから約30年後の1980年前後。団塊の世代が子どもを生んだ時期ですね。団塊ジュニアが生まれました。
普通に考えれば、それからさらに30年ぐらい経つ2010年頃には団塊ジュニアの子どもが登場して、3度目の増加が見られるはず。なのに、そんな兆候はまったくありません。ただただ子どもの人口は減り続けるのみ。
産むことのできる人たちはいるのに、子どもが生まれない。これは由々しき問題です。どうにかしなくちゃ。
昨日、ギンランと一緒に写したキンランですが、レッドデータの環境省カテゴリーでは絶滅危惧Ⅱ類になっています。東京都のカテゴリーだとさらに厳しい状況で絶滅危惧Ⅰ類です。
ただ、我が家の近所では、たんねんに見てまわればあちこちに生えているみたい。
写真はハケにある小さなお稲荷さんの祠で見つけたキンラン。ここには3~4株ありました。
キンランが栄養をもらう根生菌は、生きている木の根にしかつかないそうで、移殖はまず無理。育つ環境を守るしかないようです。
さいわいハケの雑木林はキンランと根生菌に向いているようです。何とか数が増えてくれればと願っています。