蒸し暑い一日。
頑張って、庭仕事をしました。緑のカーテンだったゴーヤやアサガオの蔓、薹が立ちかけたルッコラの株、いくらでも伸びるオウバイの枝などをガーデンシュレッダーで粉砕。庭の隅に積み上げて堆肥にします。
そのあたりは掃きだめ状態で、シマミミズがいるはず。すぐに良い堆肥になると思います。
野川沿いのヤブガラシの花にツマグロヒョウモンが来ていました。
これは♀のようです。「褄黒」と名付けられた理由がよくわかりますね。
〈小説推理〉11月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3作を取り上げています――
- ジャック・ヴァンス 『宇宙探偵マグナス・リドルフ』 (浅倉久志・酒井昭伸訳、国書刊行会)
- 川端裕人 『青い海の宇宙港〈春夏篇・秋冬篇〉』 (早川書房)
- グレアム・ジョイス 『人生の真実』 (市田泉訳、東京創元社)
ジャック・ヴァンスは、エイリアン絡みの事件を自己中心的な困ったヒトが解決する難儀な探偵もの。
『人生の真実』にはエンバーミングが出てきます。
この言葉を初めて見たのは、たぶん、高校生の頃、読んだイヴリン・ウォーの『囁きの霊園』(吉田誠一訳、早川書房〈ブラックユーモア選集〉)で。今は光文社古典新訳文庫で読めるみたい(『ご遺体』小林章夫訳)。
今では、日本でもかなり普通に行なわれるようになってきたようですね。時代は変わる。