中国の唱える「一帯一路」計画の首脳会談のため北京を訪れたロシアのプーチン大統領は、習近平主席との会談を待つ間、釣魚台迎賓館にあったグランドピアノを弾いたとか(→記事と動画)。
ほとんど右手だけでメロディーをなぞってますが、たどたどしくはない。結構、弾き慣れている様子です。
プーチン大統領は、自身のイメージ戦略のため、さまざまなパフォーマンスを行ってきたようですが、今回のはそうでもなく、ほんの戯れといった感じ。
でも、印象、悪くないですよね。
この「一帯一路」会議において習主席が行った演説の中で、私がいちばん気になったのは次の部分――
- 人工知能、量子計算機などの先端領域で協力を強化し、ビッグデータやクラウド技術、スマートシティー建設を推進し、21世紀のデジタルシルクロードをつくろう。(毎日新聞)
現実の交通路だけでなく、「デジタルシルクロード」も提唱している!
しかも、その中で、量子コンピューターの開発もしようと呼びかけている!
サイバーセキュリティー問題など、色々、配慮しなければならないこともあるでしょうし、日本もうかうかしてはいられないという思いに駆られます。