朝、庭へ出ると、地面に何か散らばっています。
「誰がゴミを捨てていったのだろう。しょがないなぁ」と思って近づくと、「ゴミ」は見覚えのあるものでした。
プランターのイチゴが熟してくると、ダンゴ虫が齧るのです。それを防ぐため、色づいたイチゴにはメッシュの小さな袋をかけるようにしています(かなりやっかい)。
地面に散らばっていたのは、その小袋と、袋をとめてあった洗濯バサミでした。いったい何が?
何者かがイチゴを、小袋ごと食いちぎり、食べ散らかしていったようなのです。被害にあったのは3個。食べごろのものばかりです。
何者かが、などと言いましたが、こんなことをするのはカラスしかいません。早朝、明るくなった頃にやって来て、「しめしめ、ご馳走だわい」と、大喜びで舌鼓を打ったにちがいありません。
1度、覚えたら、またやって来ることは確実。急いで対策を立てなければなりません。
警告文を張り出すといいみたいですよ、とアドバイスしてくれる方もありましたが、ここらへんのカラスに東京大学構内のカラスのようなリテラシーがあるとも思えません。ゴリゴリのハードな対策を、ということで、プランターのまわりに細い木で囲いをつくり、鳥除けネットを張りました。
これで大丈夫だとは思うのですが、油断はできない。明日の朝が心配です。