朝の市民農園では、トマト、キュウリ、ナス、トウモロコシ、大根などに、ミミズ液肥を追肥として与えました。
で、作業を終えて帰宅し、庭で片付けものをしていると、目の前を巨大な蜂が横切ってゆきました。スズメバチです。
ギョッ! と思い、ゆくえを目で追うと、くだんの蜂は勝手知ったる様子でイヌツゲの葉の繁みに入ってゆくではありませんか。
なんでまたそんなところに?
そーっと覗いて見てみると、またまたビックリ!
繁みの内側に巣ができています。いつの間に!
大きさはテニスボールぐらい。女王蜂がひとりで世話をしています。まだ働き蜂は孵化していない様子です。
市役所へ電話して駆除してもらおうかとも思いましたが、この時期なら、女王蜂がいない時を狙って巣を破壊することも可能だと判断しました。
柄の長い剪定鋏を取り出し、おそるおそる枝ごと巣を切り落としました。
女王蜂はいたようですが、さいわい、こちらに飛んでくることはなく、もうひとつ下の枝にひっかかった巣にしがみついたままです。
下まで落とそうと突っついているうちに、巣は壊れ、中のハニカム様の幼虫養育室が転げ落ちました。
しばらくしてから、偵察してみると、さすがに女王蜂も諦めたらしく、巣は放棄されていました。
開けたところに持ち出して撮ったのが、この写真。
幼虫は10匹ぐらい育っていたようです。
気の毒ではありますが、このまま、土の中に埋めてしまうつもり。