惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

野川の桜

2021-03-29 21:11:50 | 季節

 とても暖かい一日。最高気温 22.9℃(隣町アメダス)。
 陽気に誘われて野川のほとりをあるきました。

 川岸のソメイヨシノは満開の木もあれば、6~7分咲きの木もあるといった具合でまちまち。しかし、この暖かさで花は一気に開くでしょうね。

 〈小説推理〉5月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――

  • イアン・マキューアン『恋するアダム』(村松潔訳、新潮社)
  • エドゥアルド・ヴェルキン『サハリン島』(北川和美・毛利公美訳、河出書房新社)
  • 筒井康隆『ジャックポット』(新潮社)

 『恋するアダム』はIT革命が早めに進行した「もうひとつの歴史」におけるロボットと人間の関係を描いていて、小説としてきわめて巧み。
 原稿を送った後、担当の編集さんが校了を知らせてくれた際、「マキューアン、買いました」と書き添えてありました。最初の読者が反応してくれたわけで、割とうまく書けたのかなと思ったことでした。