とても暖かい一日。最高気温 22.9℃(隣町アメダス)。
陽気に誘われて野川のほとりをあるきました。
川岸のソメイヨシノは満開の木もあれば、6~7分咲きの木もあるといった具合でまちまち。しかし、この暖かさで花は一気に開くでしょうね。
〈小説推理〉5月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――
- イアン・マキューアン『恋するアダム』(村松潔訳、新潮社)
- エドゥアルド・ヴェルキン『サハリン島』(北川和美・毛利公美訳、河出書房新社)
- 筒井康隆『ジャックポット』(新潮社)
『恋するアダム』はIT革命が早めに進行した「もうひとつの歴史」におけるロボットと人間の関係を描いていて、小説としてきわめて巧み。
原稿を送った後、担当の編集さんが校了を知らせてくれた際、「マキューアン、買いました」と書き添えてありました。最初の読者が反応してくれたわけで、割とうまく書けたのかなと思ったことでした。