朝は曇ってちょっと肌寒かったけれど、午後になると5月上旬なみという暖かさ。最高気温 21.6℃(隣町アメダス)。
たまった雑用を片付けるために外出。郵便局、市役所、中央図書館などをまわりました。
ひととおり用事がすんだところで、文化会館1階展示室へ。「中川平一風景画展ー調布を描いて55年ー」が始まっているのです。
本来は昨年の4~6月に予定されていたのが、コロナのために延期され、今月13日から5月9日(日)までの日程で開催されることに。いろいろなことがウイルスに翻弄されています。
中川先生は我が街の風景を描いて半世紀あまり。日頃、なにげなく見過ごしている場所に目を留め、キャンバスに記録してくれています。その風景画からは過ごしてきた生活の記憶が鮮やかに立ち昇るのです。
今回も、見ていて「ああ、そうそう。ここはこうだった」という風景がいくつも。こんなふうに街の記録を残してくださる画家がいて、本当にありがたい。
写真ではなく、絵だからこそ蘇る「空気」があるんですよねぇ。