今日は庭木に巣箱を架けました。春、シジュウカラが子育てすることを期待して。
とはいえ、今年はいつもの木とは違って、家に接近したモチノキの枝に架けたので、使ってくれるかどうか心配。いつものカナメモチは菌に冒されているので、春先からしっかり殺菌治療してみようと考えているのです。
ダメならまた来年。というつもりではいますが、できれば使って欲しい。待ってます、シジュウカラさん。
今日、ネットで読んでなぜかかなりの衝撃を受けたのがこの記事→「『僕たちの失敗』の森田童子の父親は、なんとあの人だった――なかにし礼の未発表作品に書かれたこと」高野 慎三。
シンガーソングライターの森田童子さんの父親が、なかにし礼さんに迷惑をかけつづけたあのお兄さんだったこと、そして彼女がつげ義春さんやつげ忠男さんの愛読者だったことを、〈ガロ〉や〈夜行〉つながりで高野慎三さんが書かれているのですが、しかしなぜこれほど強い衝撃を受けてしまったのか?
なんか、戦中戦後のなかにしさん兄弟の体験と、学園紛争や学生生活などの私の体験とがもつれあって、暗くて苦くてどこか甘酸っぱい想いが湧きたってしまった。思わぬ人たちが結びつくことによって、心の奥底に鎮めていた感情がかきたてられたのかもしれません。
森田童子さんは1952年生まれだそうですが、早生まれなので私と同学年。同じ時代を生きた者同士だと勝手に感じてしまいます。4年前に亡くなられているのが残念。
彼女の歌を最初に聞いたのは、もう会社員になってからだったはずですが、なぜだか深夜放送で聞いたようなイメージをもっていました(たぶん幻想)。そんなに楽曲を知っているわけではありませんが、これからはもっと気にしてゆこうと思います。