暑い夏が戻ってきました。最高気温 33.4℃(隣町アメダス)。湿度も高く、けっこう大変。
朝は市民農園へ行き、昨日につづいて草むしり。まだ少し残っています。
あとはだいたい家にいて、本を読んだり、課題原稿に目をとおしたり、自分の原稿に手を入れたり。
NHK・FMで昼過ぎから「今日は一日“ユーミン”三昧」なんてのをやってます(午後8時半現在、まだオンエア中)。
ユーミンは同時代人として気になるアーティスト(彼女が2学年下ですが)。
デビュー50周年記念ということは、初めて彼女の歌を聞いてから、こちらも50年になるということですか。
1972年7月5日にシングル「返事はいらない」を発売してデビューということですが、この曲そのものは知っているものの、当時は聞いていません(日本中の人ほとんどがそうだと思います)。
存在を知ったのは、翌年のたぶん秋。ラジオの深夜放送で林美雄さんがアルバム『ひこうき雲』の曲を紹介したことから。この出会いも、当時、ユーミンと出遭った人ほとんどに通じるものだと思います。
「ひこうき雲」や「ベルベット・イースター」が強く印象に残っていますが、中でも好きなのは「雨の街を」。聞いていると、あの後、早く亡くなられた林美雄さんのことが思い出されます。
はっきりいって嫌いな曲もないわけではないし、「恋愛の教祖」としての活動にも興味はありませんが、あれから50年、活躍しつづけたことは凄いとしかいいようがない。半世紀も日本の音楽を支えてきたんですものねぇ。松田聖子さんに提供した楽曲もとても良かった。
最近の曲では「1920」かな。社会的問題というか世相を如実に反映しているところは、デビュー当時、若者の生き方をなぞった曲をつくっていたのと通じるのでしょうが、視点はかなり変わっているように思えます。これからも名曲をつくりつづけてほしい。