冷たい雨の一日。
散歩の時、ついつい手袋をしてしまいましたよ。参るなあ。
散歩の時、ついつい手袋をしてしまいましたよ。参るなあ。
それにしても、ゴム長で1万歩あるくと疲れます。いつもの倍近く歩いたような感じ。
今日の写真は、数日前に撮ったゴイサギです。
昨日のホシゴイが成鳥になると、こういうふうに。羽の灰色の部分はやや青みがかっていたりもします。
名前の「五位」が天皇から与えられた官位であることは、よく知られているでしょうね。
平安中期、醍醐天皇に「あの鳥を捕まえてまいれ」と言われ、従者が召し捕りにゆくと、逃げずに大人しく捕まった。「勅命に従うとは神妙なり」ということで、五位を賜ったとか。
でも、「五位」というのはどれくらいの地位なのでしょうか。
よくわからないのですが、貴族とは五位以上を指すということのようですので、結構、高い身分かも。
芥川の本を引っ張り出してみると「芋粥」の主人公は、「摂政藤原基経に仕へてゐる侍の中に、某と云ふ五位があった」と書かれた男で、「余程以前から、同じやうな色の褪めた水干に、同じやうな萎々した烏帽子をかけて、同じやうな役目を、飽きずに、毎日、繰り返してゐる」と描写されていました。
まあ、ゴイサギもそれくらいの鳥ではありましょうね。いや、鳥はこんなことには無頓着でしょうが。
ご教示、ありがとうございました>ガリオン様。