夕方から神保町で古典SF研究会の例会。
例によってちょっと顔を出して失礼してしまいましたが、今日はその前に銀座へ寄って松坂屋裏のヴァニラ画廊で「エロチックSFアート展」を観ました。
例によってちょっと顔を出して失礼してしまいましたが、今日はその前に銀座へ寄って松坂屋裏のヴァニラ画廊で「エロチックSFアート展」を観ました。
星恵美子・金森達・岩淵慶造というSFファンには馴染みのイラストレーター3人の作品がそれぞれ10数点ずつ展示されています。
この企画は、現在〈SFマガジン〉に「SF挿絵画家の系譜」を連載している大橋博之さんの提案によるものだとか。私は大橋さんに教えてもらって知ったのでした。
星さんはフラゼッタ風SFアートの彩色原画。金森さんは官能小説の挿絵でしょうか、白黒の高雅でエロチックなイラスト。
注目は岩淵さんの作品。かつて〈SFマガジン〉の表紙絵に接し、清楚で生真面目な画風を覚えている方は多いと思いますが、今回は裸婦像が中心なのです。若い美女の姿は、やはり岩淵さんらしく清潔感があふれ、初々しい魅力をたたえています。岩淵ファン必見。
小さなビルの4階という場所柄のためか、滞在した半時間ほど、ほかに客を見ませんでした。もったいない。7月1日まで開催中。
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