今日は、朝、近所の公園まわりで、未明までの雨に濡れた落ち葉を掻き集めました。これまでに積み上げた堆肥材料の追加。
今回は落ち葉主体の堆肥ができそうです。
それ以外は外出もせず、家で本読み仕事。
26日にヤマ場が待ち構えているので、それへ向けて必死で鞭を入れている状態です。年越し準備はその後になるなあ……。
1週間前に最終回があったNHKの大河ドラマ『いだてん』。私は大変おもしろく視聴しました。
何より凄いと思ったのは、明治末以降、戦後までという、まだ「昔」というほどではない生々しい時代を扱って、ずっと目を惹きつけるドラマを展開したこと。
物語は二部にわかれて、ほとんどが実在の人物で繰り広げられましたが、そこに2本の経糸を配してピシッとまとめ上げた手腕は見事としかいいようがありません。
糸の1本は、金栗四三の弟子となるランナー(男・女)とその娘や息子という架空の人物たち。歴史に翻弄される人たちを象徴していました。
もう1本の糸は古今亭志ん生。若き日から、病に倒れても再起して高座に上がった落語家は、この時代の日本歴史の幅の広さを映し出す役割を果たしていたと思います。
若き日の志ん生を演じた森山未來という役者さんを知ったのも大きな収穫。志ん生の2人の息子、馬生と志ん朝の演じ分けなど、びっくりするほど上手かった。
同じNHKで先日放映された「みをつくし料理帖」でも大事な役どころで存在感のある演技でした。主演の黒木華さんもうまいですし。
若手の俳優さんで楽しみな方が最近多いです。
お二人が出たドラマなら観たかったなぁ。再放送があるか、探してみます。