未明から雨で、日中もずっと降ったりやんだり。夕方になってようやく晴れ間が広がりました。
今日は連載原稿の締切日なので、私はどうせ家に閉じこもるしかなかったのでした。
NHKスペシャル「超・進化論」を、楽しく、興味深く見ています。
一昨日の日曜の第2回のテーマは「昆虫」。
飛び方、変態、アリと暮らす虫など、どの話題も驚くものばかり。中でも、ミツバアリとアリノタカラの共生には特にびっくりしました。
この番組にも協力しておられる島田拓さんが主宰している「Ant Room」のブログに「ミツバアリとアリノタカラの深い関係」という記事があり、詳しいことがわかりますが、ミツバアリはカイガラムシの仲間であるアリノタカラが出す密を主食にし、アリノタカラはミツバアリの巣の中で植物の根の汁を吸って生きているんですね。両者は互いに頼り合っていて、一緒でなくては生きられない。
そのため、女王アリが新しい巣を造る時は、1匹のアリノタカラを咥えて飛び立ち、新居でもアリノタカラと共生できるようにするとか。アリノタカラは単為生殖で増えるので、1匹いれば大丈夫なんですね。
こういう進化も不思議ですよねえ。誰が手配したのだろうかと思わずにはいられない。
何が不思議といって、地球の生きものほど不思議なものはないんじゃないでしょうか。
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