朝からよく晴れて暖かい一日。
市民農園の年間使用料を払ったり、図書館の本を返却したり、蔵出し生ワインを買ったり、あれこれ出かける用があって時間を費やしました。
でも、外を移動するのが心地よいお天気。
今日、最終回を迎えたNHKの朝ドラ。楽しませてもらいました。
私にとって印象的だったのは、このドラマが「夢はかならずしも叶わない。それでもいいことはあるんだね」ということを、何度も何度も伝えていたこと。
大月錠一郎のトランペットが典型的ですが、それ以外にも勇の野球だとか、文四郎の時代劇俳優とかいった挫折の数々を優しく描いていました。最たるものが安子とるいの関係でしょうけど、これは最後にきっちり修復されました(お約束どおり)。
餡子と英語という、日米双方のエッセンスを柱にしていることなど、脚本に感心することはたびたび。
シナリオの藤本有紀さんという方のドラマはこれが初めて(基本的にテレビドラマは見ないので)と思っていたら、以前、「みをつくし料理帖」を見ていたのでした。黒木華さんがやたらに魅力的だったあのドラマも好きだったなぁ。
朝ドラは「あまちゃん」と「おしん」を再放送・再々放送で見て以来、習慣となっていますが、「カムカムエヴリバディ」は「ひよっこ」以来の収穫だと感じました。