春の陽気。
夕方、昨日と同じ野川コースに出てみましたが、今日はカワセミの姿がまるで見えません。立派な一眼レフカメラを据えたオジさんたちに聞いてみても「来ないねえ」。
昨日はよほど条件が良かったんでしょうね。
手持ち無沙汰な様子のオジさんたちを尻目に、私はさっさと散歩の続きへ。昨日、たくさん撮れたからいいんだ♪
筒井康隆さんの新刊『巨船ベラス・レトラス』(文藝春秋)に出てくる「ベラス・レトラス」という言葉の意味を調べる。
スペイン語でした。「bellas letras」(文字通りに訳すると「麗しき文字群」)で、「文学」を表すそうです。
内容は「文学」についてのメタ・フィクション、メタ・メタ・フィクションですが、終盤に作者が登場して訴える非道な出来事に驚愕。いや、以前どこかで聞いていたことではあるのですが、それをそのまま作品化するとは。
〈小説推理〉5月号が出ました。担当のSF書評欄で、野尻抱介『沈黙のフライバイ』(ハヤカワ文庫JA)、ジョン・スコルジー『老人と宇宙(そら)』(内田昌之訳/ハヤカワ文庫SF)、梶尾真治『悲しき人形つかい』(光文社)を取り上げています。
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