ジョージ秋山さん

　雨なので畑には行けず。

　午後、軒下でまたもやドクダミの搾り汁をつくりました。
　だんだん要領がよくなってきたのか、採れる量が増えてきたように思います。今日、採ったぶんは冷凍して長期保存に回しました。

　マンガ家のジョージ秋山さんが５月12日に亡くなられていたとか。享年77。

　高校生の頃から、わりと最近まで、ずいぶんと長く作品に接してきたマンガ家さんでした。
　最初に読んだのは『パットマンＸ』。スーパーヒーローものの可愛いパロディといったところでしたか。三輪車みたいに足で漕ぐ乗り物で登場してましたね。
　それから『デロリンマン』。カッコつけて言うセリフがとても気になりました。何か深いところで悟っているような感じを受けたものです。

　大学生になってから『銭ゲバ』、『アシュラ』。作風の変化に驚きました。作り物の世界を突き崩そうとする迫力。

　それが、社会に出てから読んだ『浮浪雲』では、また、ガラリと変わって、超然とした洒脱な作風に。

　ほのぼの→凄惨→浮世離れ。こんなに大きく作風を変えた人も珍しいんじゃないでしょうか。その時、その時の、作者の真摯な姿勢が伝わってきました。
　たくさんの素晴らしい作品をありがとうございました。