夕方、野川遊歩道へ出ると、東の空に浮かぶ雲のひとひらが、夕陽を浴びてサーモンピンクに染まっていました。
なんと不思議で、なんと綺麗だろう、と思ってカメラを向けましたが、見たとおりには撮れません。
あるいは、少しの間に色合いが変わってしまったのか。いずれにせよ、一瞬の輝きでした。
その後、駅前周辺をうろうろしていて、ふと、「あ、今日は魚を焼くのだった!」と思いだしました。夕食のおかずの焼き方を頼まれていたのを失念していたのです。
まごまごしていると、夕食が遅くなってしまいます。慌てて帰宅。
途中、時々は、駆け足になりました。こんなに走ったのは、何年ぶりだろう。膝に来ませんように。
さいわい、魚は順調に焼けました。
サワラの粕漬け。一日、天日に干したのを、酒粕に漬けこんだもの。家人が作りました。新酒の季節は酒粕も新しいのが出回るのですね。
この粕漬けが、旨いのなんのって! ほっぺが落ちるとはこのことかと思いました。ただでさえ美味しいサワラが数段上の特上品の魚に変身していました。
粕漬け、恐るべし。
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