昨日の日記に、ホウレンソウの芽が出そろったと書きました。これまではプランターを日陰に置いてあったのですが、ベランダの日当たりの良い場所に移して、しっかり育ってもらおうと思います。
なぜ、これまでは蒔いても蒔いても芽が出なかったのか? 原因はやはり害虫(タネバエの幼虫?)のせいでしょう。カルホス粉剤で土壌中の虫を退治したのが効を奏したとみられます。
気になるのは、農薬の毒性。ホウレンソウに取り込まれて、害を及ぼすようなことはないのでしょうか。
説明書には「作物への吸収移行やガス効果がなく、接触的に作用します」とあります。ホウレンソウに取り込まれることはないように受け取られますが、それでもやはり心配。
ネットで見た他のメーカーの同粉剤の説明書には「つまみ菜や間引き菜には使用しないでください」と書いてあったので、芽生えてすぐのものは食用にしない方がよさそうです。しっかり育ててから食べることにします。
おそらくこの粉剤は目当ての害虫だけでなく、土壌中の小生物のほとんどを殺してしまうのでしょうね。
土の中の生きものについてはわからないことが多く、今後の研究が必要とされています。これまでにわかった範囲内では、土中のミミズなどの体内を通過した土は作物の成長を促進するとか。
腐植土ができる過程では、多くの生きものが関わって複雑な作用をしているものと思われます。そうした作用を阻害ないよう、できれば農薬は使用しないのが良いのでしょう。
プランターなど限られた範囲内で、必要最小限の使用にとどめておこうと考えています。
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