マグロの舌はどんなだろう?
マグロの目玉を食べるのは知っています。DHCが豊富な健康食品。でも、マグロの舌は……?
マグロの目玉を食べるのは知っています。DHCが豊富な健康食品。でも、マグロの舌は……?
仕事のためにマグロンヌ・トゥーサン=サマ『お菓子の歴史』(吉田春美訳、河出書房新社)を読んでいるのですが、今日、読んだところに「いまから55年前に砂糖菓子作りの名人ベルトメオ・ブランチがスペイン国王のクリスマスのために作った菓子」として「まぐろの舌の砂糖漬け」が紹介されていたのです。
お菓子というより珍味を楽しむものらしいのですが、マグロの舌は熱を加えてあるのでしょうねえ。甘みと食感で勝負か。コロコロしているのかなあ。
たとえばブリの兜煮などで魚の頭をほぐして食べることはあります。目玉のまわりのゼラチンの味や食感は覚えがあるけれど、口の中の舌まで食べたかどうか。今度、試してみよう。
著者の名前に「マグロ」が隠れているのは、日本人だけにわかる偶然なのでしょうね。
この珍味は「素焼きの美しい壷」に入れられていたといいます。どことなく、一昨日の黒田さんとこの結婚式で出された引き出物を思い出させます。
あの入れ物には高価な金平糖が入れられていたそうですが、金平糖というお菓子はどれだけ保つものなんですかね。
実は我が家に、もう何年前にいただいたのかもわからなくなった金平糖があって、今でも時折り口にしたりしています。別に味が変わっているふうもなく、お腹をこわしたりもしないのですが、本当に大丈夫なのか、ちょっと心配。
いやあ、すっかり心強くなりました。心配せずに食べ続けます。