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惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

水泳力

2008-09-05 20:23:29 | 日記・エッセイ・コラム
 今日も暑い。

 夕方、市民プールに行ったら、受付のオジさんがニコニコしながら、「今日はいらっしゃると思ってましたよ」。
 ゲッ。行動パターンが読まれている!

 いや、まあ、泳げる日には大概プールに行ってますからね。予測は簡単でしょう。
 帰って、市民プールに行った日を数えてみたら、今日で32回目でした。2カ月弱で、これだけ。「出席率」は5割を大きく超えています。たぶん、いちばん多い方じゃないかな。
 でも、もしかしたら、電気通信大学のインド人学生さんには負けているかも。いつ行っても、数人、見かけましたからねえ(ここだけの話ですが、泳ぎはあまり達者ではありません)。

 最初のうちは、1日に700~800メートル泳いでいましたが、今では1000メートル泳ぎます。水泳に関する体力がついたのは確実。でも、歩く力は衰えている?


ブラウザ乗り換え

2008-09-04 19:55:00 | デジタル・インターネット
 これまでウェブサイトの閲覧は、ネットスケープを主にして、必要な場合のみインターネット・エクスプローラを使うようにしていました。
 ところが、このたび提供が始まったグーグル・クロムを試しに使ってみると、これが速い! 「サクサク」というよりも「ビュンビュン」という感じで表示してくれるので実に気持ちが良いのです。

 というわけで、ネットスケープの代わりにクロムを使うことに即決。
 たぶん、もうネットスケープの出番はないだろうな。今までずいぶんお世話になりました。どうもありがとう。

 〈ナンクロメイト〉10月号、発売中です。新刊紹介コーナーで次の3冊を取り上げています――

  • ダニエル・ケールマン『世界の測量 ガウスとフンボルトの物語』(瀬川裕司訳、三修社)
  • 大崎茂芳『クモの糸の秘密』(岩波ジュニア新書)
  • 野地恒有『漁民の世界 「海洋性」で見る日本』(講談社選書メチエ)
 『世界の測量』はドイツ人の高尚なユーモア感覚に触れられる傑作。『漁民の世界』は、盆地だった田舎に行商に来る海辺の小母さんたちのことを思い出しながら読みました。

見てる?

2008-09-03 20:52:09 | インポート
 今日はよく晴れて真夏の暑さが戻ってきました。
 でも、夜、窓から吹き込む風は涼しくて心地よい。季節は確実に移り変わっていますね。

Nagasakiageha0809  写真は先日のナガサキアゲハを正面から撮影したもの。黒光りする頭部は金属光沢すら帯びていて、実に美しい。

 こうやってじっと見つめられると、このチョウもきっと何か考えているに違いないと思ってしまいます。


箕作鮫

2008-09-02 20:34:36 | テレビ番組
 昨夜の総理会見には驚きました。あきれました。
 困難な時に道を切り拓いてゆくのが指導者の役割だと思っているのですが、この国の政治家にはそんな資質がないのかしらん。

 その後で、録画しておいたNHKスペシャル「幻のサメを探せ~秘境 東京海底谷~」を観ました。「ゴブリンシャーク」ことミツクリザメの「変身」が強烈!

 東京湾の入り口は相模湾へと続く深い海底谷(かいていこく)になっていて、ここには深海ザメが多数生息しているのだそうです。
 その中でも特に珍しいのがミツクリザメ。その凶暴な顔つきから、英語圏では「ゴブリンシャーク」と呼ばれているとか。番組冒頭では赤く血に染まったサメの頭部の写真が紹介されましたが、突出した顎の上下には鋭い牙が並んでいて、見るもおぞまいといった感じです。

 NHKの取材班は昨年9月から4カ月にわたって、このミツクリザメを追い、ついにベテラン漁師さんの網にかかったサメが、水中を泳ぐ様子を撮影したのでした。
 しかし、泳いでいるミツクリザメ、ちょっと様子が違うのですね。吻こそながく突き出ているものの、口は普通のサメ同様、頭の下側におとなしい裂け目を見せているのみ。
 ところが、このサメがカメラマンの腕のプロテクターに噛み付いた瞬間、驚くべき変身ぶりを発揮。口がただ開くのてはなく、上下の顎もろとも前方に飛び出してくるのです。映画のエイリアンみたい!

 いやあ、びっくりしました。東京湾も侮れませんねえ。興味深い生きものたちが、我々に知られることなく暮らしているのだ。海を見る目が変わりました。


サルビアの花

2008-09-01 20:37:33 | 日記・エッセイ・コラム
 夕方、用があって多摩川サイクリングロードを上流に向かって走りました。このところの雷雨で川原は荒れた感じになっています。

 そんな中、一箇所、真っ赤な花が咲いているところがあるのが目にとまりました。
 「何だろう? まだヒガンバナには早いし……」と思って、草むらの中に自転車を乗り入れました。オールテラインのクロスバイクの強みで、よほど大きな石がゴロゴロしていない限り、進むことができるのです。

Salvia0809  そばで見ると、一面の花はサルビアでした。あたりは雑草だらけなのに、ここだけサルビアを栽培しているのでしょうか。何とも不思議な光景。

 花の正体を確かめて、またサイクリングロードに戻り、ペダルを漕ぎながら歌っていたのは――
 私たちの世代なら、これしかないですね。早川義夫さんの「サルビアの花」。もとまろの歌でもヒットしましたっけ。