惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

雨中のバイク

2010-02-13 21:02:54 | 日記・エッセイ・コラム
 予報は曇りだったのに、朝から冷たい小雨。ミゾレというかアラレというか、一度溶けて固まった雪がまた溶けかけの状態でビジョビジョと空から落ちてきます。

 午後、年下の友人が田園調布の教会で結婚式を挙げるので出かけるつもりだったのですが、足をどうするかで悩みました。
 出来ればバイクで行きたい。電車だと大回りになり、時間がかかります。でも、真冬の寒さの中、濡れるのは嫌。

 出かける直前まで迷った挙句、かなり小降りになったようなので、思い切ってバイクを選択しました。が、失敗だったか。
 ずっと降り続けるわけではないのですが、やむこともない。行きはまだしも、帰りはびしょ濡れになりました。
 といっても、防寒用のダウンコートとオーバーパンツの撥水性が効かなくなるぐらいの濡れ方。中までしみとおることはありませんでした。でも、寒いことは寒い。持参していたカイロがなかったら、どうなっていたことか……。

 ただ、帰途、自由が丘のお菓子屋さんモンサンクレールに寄って、ケーキを買えたのはバイクのおかげ。一度、食べてみたかったのです。


楽しいクネクネ道

2010-02-11 20:17:46 | まち歩き
 夕方、冷たい雨の中を傘差して散歩。

 久しぶりに線路の南側あたりを歩いてみようと出かけたのですが、よく通る道から脇に入る小道があったのでふらふらと足を踏み入れました。
 すると、この道があきれるほどくねくねと曲がり、どちらへ向かっているかわからなくなりそう。曲がった道は大好きなので、心が躍りました。

 昔は畑だったところが住宅地に変わったのだと思うのですが、クランク状に折れ曲がっていたり、交差する道も十字型からはほど遠かったり。
 最後は「行き止まりか!」と思えるところに行き着いたのですが、そこからは畑の中の小道があってバス通りに出ることができました。

 曲がった道には歴史を感じます。昔はあぜ道だったのか、小川が流れていたのか……などと考えながら歩くと寒さも忘れました。
 次はどこのくねくね道をたどろうかな。

 ちなみに、今日、歩いたのはこの界隈→ MapFan地図へ


親睨み

2010-02-10 21:41:10 | 動物
 NHKテレビの話題が続きますが、昨日の「ミラクルボディ」と同じ日曜夜の「ダーウィンが来た!――小川の決戦! 猛魚オヤニラミ vs ムギツク軍団」も観ました。

 西日本の川に棲むというスズキ科の魚オヤニラミ。水中の小枝などにメスが産みつけた卵を、オスが懸命に世話をするというのです。知らなかった、こんな魚。
 対するコイ科の小魚ムギツク。小さいうちはオヤニラミの餌になってしまうという弱い存在ながら、オヤニラミの卵がある小枝に卵を まぎれここませて、オヤニラミに世話をさせるという習性があるとか。ちゃっかりしています。
 小川で繰り広げられる両者の攻防が描かれていて、実におもしろい番組でした。

 身近な自然にも、よく見てみると、興味深い事実が溢れているのですね。『アバター』の舞台となるパンドラに憧れるよりも足もとの自然を見直してみてね、と言いたくなります。

 ところで、オヤニラミは多摩川にも生息しているらしい。一度、実物を見てみたいものです。


ミラクルマインド

2010-02-09 20:20:43 | スポーツ
 録画してあった日曜日のNHKスペシャル「ミラクルボディ 第1回・滑降」を観ました。
 このシリーズは北京オリンピックの前にもあって、陸上や水泳のトップアスリートの強さの秘密に迫り、大変おもしろかった。

 今回、取り上げられたスキー・アルペン滑降のアクセル・スビンダル選手も凄い。

 番組は、レースでの彼の大事故と、それからの回復を中心に描かれていました。
 時速160キロでジャンプし、姿勢を崩してコースに叩きつけられ、重症。脳にしっかりと刻みこまれた事故への恐怖を、どのように乗り越えるのか。
 恐怖中枢である脳の扁桃体が、事故を起こしたコースの映像を見た時に激しく反応していました。あえてそのコースでのレースに挑むことで、アドレナリンの大量放出を促し、集中力や闘争心を高めるという説明。なるほど。

 しかし、それと同じくらい感心したのはスビンドル選手のスキーと体のコントロールの見事さ。超高速度撮影の映像で、高速で滑る時にスキー板が激しく振動する様子を見せてくれましたが、ライバル選手の板が「暴れまくる」という印象だったのに比べ、スビンドル選手の板はスムースに雪面に接していました。やはり並外れた技術の持ち主なのでしょう。

 それにしても、レースでは脳内にある「安全装置」を殺し、未体験のゾーンに突っ込んでゆくという彼の言葉。
 そこから生還した時の達成感はどんなにか大きいものでしょう。わからないなりに想像して、こちらまで興奮してしまいました。
 金曜夜の第2回は「ジャンプ」。これも怖そう。


「ベストSF2009」新着票

2010-02-07 20:45:54 | SF
 昨日から吹き荒れた季節風も夕方にはおさまり、ホッとしました。
 そろそろ寒さも緩んで欲しい。名のみの春に別れを告げたいものです。

Sunset1002b 今日のステレオグラム(クリックして大きくしたものを交差法でご覧ください)は、夕暮れ時の近所のマンション。
 このアングルから眺めると、そびえ立つ様子が「不夜城」というか「要塞」のようでもあり、迫力があります。

 しばらく投票の途切れていた「ベストSF2009」に、3票も到着!

 昨年のSFでこれぞと思うものがありましたら、どうかお願いします。何をもってSFというかは、各自のご判断にゆだねておりますので、お気軽にどうぞ。