にゅるにゅる

　猛暑の中で仕事をする際、氷鉢巻は欠かせません。冷凍庫で凍らせた保冷材を布で巻いて、頭に縛りつけるのです。脳を巡る血流の温度が下がり、仕事がはかどります（そんな気がする）。

　そのため、冷凍庫内には常にアイスノンや小型の保冷材を入れてあるのですが、その中のひとつに、形も大きさもコッペパンのようなやつがあり、冷却効果が長続きするので重宝しています（ちょっと重いけど）。
　もう何年、使ったのかなあ？　その「コッペパン」に、このほど小さな穴が開いてしまい、中の糊がニュルニュルと漏れ出てくるのです。何とかならないものでしょうか。

　自分で好きな大きさと形の保冷材を作る方法があるといいのにな。そんなキットを100円ショップで売らないものかしらん（出来合いの保冷材を売っているのは知っています）。

　とりあえず「コッペパン」にはビニールテープを貼って穴をふさいでみました。効果のほどや、如何に?!

大水青

　気温は30度ぐらいまで上がっただけで大したことはなかったのですが、朝まで残った雨のせいか、とても蒸し暑い一日でした。

　写真は杉の幹にとまったオオミズアオ。大型で美しい蛾で、大人のてのひら（指をのぞいた部分）ぐらいの大きさがあります。
　以前はたまに見かけていたのですが、最近では珍しい。たいがいは翅の一部が欠けていたり、痛々しい様子のものが多いのですが、これは羽化して間もないのか、傷ひとつありませんでした。

　じっとしていてくれるので、接近して頭部を撮影。

　触角が見事です。このアンテナはコウモリのソナーを探知する以外にどんな働きをしているのでしょう？

　脚も可愛いですね。

　顔の部分。
　普通、クルクルと巻いたストローがあるはずですが、オオミズアオの仲間はのっぺらぼう。口が退化しています。
　成虫は食事を放棄し、恋にのみ生きることにしてしまったのですね。幼虫時に蓄えた栄養の尽きる時が、オオミズアオの天寿。いっそ潔いというべきでしょうか。

　見事なアンテナは、恋のためにも役立っているのかな？

五輪終了

　夏の中のもうひとつの夏が終りました。戻ってきた普通の夏をどう過ごすか。今はちょっともて余し気味。

　とても熱心にテレビ観戦したオリンピックでした。
　覚えているオリンピックは1960年のローマ以降ですが、今回がいちばん堪能したように思います。

　特に団体競技に燃えましたねえ。
　最高はフェンシング男子団体フルーレ準決勝。残り１秒から追いついての延長、逆転勝利は信じられないぐらい凄かった。太田選手が観客に向かって雄たけびしたのも十分に納得しました。
　男女のサッカー、水泳メドレーリレー、女子卓球、女子バレーボールも応援のしがいがありました。最後まで諦めない精神力の大切さを改めて感じるとともに、それを持ち合わせている選手たちには頭が下がります。

　個人競技ではレスリングとボクシングを熱心に追いかけました。
　男子柔道は見ていてつらいものがありました。武道であることに、そこまでこだわる必要があるのか。それならば、なぜ「金」以外のメダルは価値がないような言いかたをするのか。すんなりとうなずけないものが残ります。
　短距離のボルト選手は観ている者を楽しませ、勇気付けてくれる天性のヒーロー。水泳の北島選手ともども、今大会も観ることができて幸せでした。

　次は、パラリンピック。ここにも本当のスポーツの楽しさ、喜びが溢れているはず。楽しみにしています。

続・目弾

　３日前と同じコースを散歩。
　途中、メハジキと思しき草の生えているところで立ち止まり、じっと見てみました。
　もう花はほぼ終わっています。こういう植物は移り変わりが激しいんですね。

　これがメハジキだとしたら、どう遊んだのか。
　岡田さんがコメントで教えてくださったやり方しかないと思い、１本だけ茎を頂戴して試してみました。

　不気味な写真ですみません。
　やってみて、自分でも笑えました。昔の子どもたちは互いのこんな顔を見て、笑い合ったのでしょうか。

　この草の茎は節と節の間が４～５センチなので、たわめて眼窩に嵌めるのにちょうどの長さに折りやすいのだと思いました。成長しきって固くなっていたので、ちょっと曲げにくかったのですが、もっと若い時期の茎なら優しい感触で目を開いてくれたことでしょう。

　数分、嵌めた後で取り去ったのですが、その後、しばらく目が変な感じでした。あまり体に良い遊びではないかも。

わかりません

　今日も最高気温は30度そこそこですが、湿度が高くなったので蒸し暑い。夕方はプールへ行って900メートル。

　市民プールは２カ月開催予定のうち、前半が過ぎました。例年は、「もう半分来たのか」という気がするのですが、今年はこのところの秋めいた気候のせいか、「まだ半分だったのか」と思ってしまいました。これからひと月、秋の水の冷たさを感じながら泳ぐことになるのかな。

　先日、道端で見かけた花ですが、名前がわかりません。
　最初、ダイコンソウかと思ったのですが、ダイコンソウは茎の先端にひとつずつ花がつくので、違っているようです。
　花の形からすると、バラ科？　キンポウゲ科のキツネノボタンなんかにも似ているような。
　最近の外来種なのでしょうか。